出版社内容情報
ゴルゴタの秘儀が人類の進化に及ぼす影響はどのように認識されるのか。キリスト衝動(=西暦のはじまりに生じた根本的に重要な霊的衝動の認識)を理解するための人智学的アプローチ。シュタイナーの根源的キリスト論の最重要講演4本を収録。
内容説明
隠されたキリストの働き。西暦のはじまりに生じた根本的に重要な霊的衝動の認識のありようを根源的に理解するための人智学的アプローチ。
目次
聖杯の探求―キリストと霊界 全六講
ミカエル衝動とゴルゴタの秘儀 全二講
天使は私たちのアストラル体の中で何をするのか
いかにしてキリストを見出すか
著者等紹介
シュタイナー,ルドルフ[シュタイナー,ルドルフ] [Steiner,Rudolf]
1861‐1925。ハンガリーのクラリエヴィェベック(現クロアチア)に生まれる。ウィーン工科大学卒業。ゲーテ学者、哲学者として活躍した後、1902年、神智学協会ドイツ支部書記長に就任。1913年、神智学協会を離れ、人智学協会を設立。霊学的観点から新たな総合文化の必要性を説き、その影響は宗教、芸術、教育、医療、農法、経済など、広範な分野に及ぶ。1925年、スイス・ドルナハにて逝去
高橋巖[タカハシイワオ]
東京、代々木に生まれる。慶應義塾大学文学部大学院修了後、ドイツに留学。ミュンヘンでドイツ・ロマン派美学を学ぶなか、シュタイナー思想に出会う。1973年まで慶應義塾大学で教鞭をとる(美学・西洋美術史を担当)。1985年、日本人智学協会を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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