出版社内容情報
東と西の霊性の融合、シュタイナー人智学の有名な講義。二つの重要な人類の記録と現代人の魂の関わりを根源から読み解く。人間の魂と運命に及ぼす宇宙観はどのように形成されてきたか。「バガヴァッド・ギーター」(=過去の時代の開花)と「パウロの書簡」(=未来の時代の萌芽)が交差する時。東と西の霊性の融合、壮大なシュタイナー思想の真骨頂。人智学協会を立ち上げた際の有名な講義。
ルドルフ・シュタイナー[ルドルフシュタイナー]
1861年生まれ、1925年没。1902年、神智学協会ドイツ支部書記長に就任。1912年、神智学協会を離れ、新たに人智学協会を設立。霊学的観点から新たな総合文化の必要を説き、その影響は宗教、芸術、教育、医療、農法など広範囲に及ぶ。
高橋 巖[タカハシイワオ]
内容説明
過去の時代の開花と未来の時代の萌芽が交差する時。人間の魂と運命に及ぼす宇宙観はどのように形成されてきたか。東と西の霊性の融合、壮大なシュタイナー思想の精華。「人智学」の出発点となった重要かつ問題提起の講義。付・高橋巖「カミとヒト」(講演)。
著者等紹介
シュタイナー,ルドルフ[シュタイナー,ルドルフ] [Steiner,Rudolf]
1861年、旧オーストリア帝国クラリィェベックに生まれる。1925年、スイス・ドルナッハにて死去。ウィーン工科大学にて自然科学・哲学を学ぶ。ベルリンで文芸関連の編集者や労働者学校の教師をつとめ、各地で講演活動を行う。1902年、神智学協会ドイツ支部書記長に就任。1913年、神智学協会を離れ、人智学協会を設立。第一次世界大戦後の1919年、タバコ工場主エミール・モルトの依頼を受けて、従業員のための学校をシュトゥットガルトに設立、最初の自由ヴァルドルフ学校となる
高橋巖[タカハシイワオ]
東京に生まれる。1957年よりミュンヘンでドイツ・ロマン派美学を学び、1973年まで慶應義塾大学で教鞭をとり、70年代からシュタイナーとその思想である人智学の研究会や翻訳の活動に入る。1985年、日本人智学協会設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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