出版社内容情報
確実な知識の探求だった哲学が、なぜ雲をつかむような難解晦渋な代物になったのか。犯人は誰か。スター哲学者はもとより、ヘレニズム哲学・スコラ哲学も丁寧に説明し、古代ギリシアから現代哲学まで人間理性の軌跡を追体験できる、これまでにない哲学入門。
内容説明
この世界はどうなっているのか、われわれはなぜ存在するのか、何のために生きているのか、死んだらどうなるのか…。そんな人間の疑問に根ざす「哲学」の長い歴史を、軽妙な文体で駆け抜ける。哲学は難しくてわからない、そんな君のための決定版。
目次
ソクラテスまで
プラトン
アリストテレス
懐疑主義と神秘主義
キリスト教の登場
アウグスチヌス
信仰か理性か
神学と哲学
神学の失墜
世界観の激変
デカルト
大陸の合理説
イギリス経験論
カント
ドイツ観念論
ヘーゲル以後
著者等紹介
古牧徳生[フルマキトクオ]
1960年静岡県生まれ。2010年名寄市立大学保健福祉学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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