近代神学の誕生―シュライアマハー『宗教について』を読む

個数:

近代神学の誕生―シュライアマハー『宗教について』を読む

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年03月28日 23時19分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 259p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784393323762
  • NDC分類 161.1
  • Cコード C0016

出版社内容情報

危機の時代に清新な発想で新しい神学を樹立したシュライアマハー。神学とは何かを解説しつつ、彼の思想の独自性と現代性を説く。危機の時代に清新な発想で新しい神学を樹立したシュライアマハーはなぜいま読まれるべきなのか。神学とは何かをわかりやすく解説しつつ、彼の思想の独自性と現代性を説く。

佐藤 優[サトウマサル]
著・文・その他

深井 智朗[フカイトモアキ]
著・文・その他

内容説明

近代神学の扉をひらいたシュライアマハーの主著『宗教について』にこめられた、世界を読み解く鍵と危機突破の洞察を、知の巨人と気鋭の神学者がさぐる。

目次

序章 シュライアマハーという神学者
第1章 弁明―『宗教について』第一講話
第2章 宗教の本質について―『宗教について』第二講話
第3章 宗教への教育について―『宗教について』第三講話
第4章 宗教における社交、あるいは教会と聖職者について―『宗教について』第四講話
第5章 諸宗教について―『宗教について』第五講話

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
作家・元外務省主任分析官・同志社大学神学部客員教授。1960年生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在英日本国大使館、ロシア連邦日本国大使館勤務を経て、外務本省国際情報局分析第一課で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕され、2009年、最高裁で有罪が確定し失職。2013年、執行猶予期間が満了し、刑の言い渡しが効力を失った。2005年、『国家の罠』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞を受賞。著書は『自壊する帝国』(新潮社。大宅壮一ノンフィクション賞)ほか多数

深井智朗[フカイトモアキ]
神学者・東洋英和女学院院長・同大学人間科学部教授。1964年生まれ。アウクスブルク大学哲学・社会学部博士課程修了、哲学博士(アウクスブルク大学)、博士(文学)(京都大学)。著書に『プロテスタンティズム―宗教改革から現代政治まで』(中公新書。読売・吉野作造賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Happy Like a Honeybee

10
日本人には馴染みの薄い、シュライアマハー神学についての鼎談。 宗教の本質は直感と感情。 キリスト教は激しさを好む。 カントの世界観に通ずる、形而上学と道徳の解釈。 ミヒァエルハネケ「白いリボン」でニーチェ史観を復習する。 原書に触れる事から始めよう。2019/03/15

元よしだ

8
読了~ 脚注が大変、勉強になります。 内容に関しては再読で。。 メモ 「存在の類比」「信仰の類比」「関係の類比」2021/08/08

amanon

8
対話形式ということで、比較的読みやすいので、ほぼ一気読みしたが、理解の程はあやふや。特に『宗教について』の引用文は晦渋な内容なものが多く、実際に現物にじっくり取り組む必要を感じることしきり。個人的に興味深かったのは、ある意味本書の肝でもあるシュライアマッヘルとバルトとの関係。一般的には両者の立場は対立的とされるが、実はそれが皮相的なものであるという指摘には目から鱗。このあたり、神学の専門家でも、ちゃんと勉強していないと見落とすところではないか?また、今後の同志社神学部と東京神学校との関係性も気になる…2020/02/17

ハンギ

1
シュライアマハーという、実践的でかつ、多能な神学者について佐藤優と深井智朗が対談したもの。深井さんは業績の質が悪いとかで院長の職を解任されたみたいですが、本としては読みやすい。確かに佐藤優の碩学っぷりは感嘆します。現代に対して神学はどう生き残るのか、その意味を彼なりに見出している点で、まさにすごいなと思います。僕自身はデカルトとの関連でプロテスタント●スコラ主義にちょっと興味が出たので読みたいなと思うのですが、日本語文献はあまりないそうで残念です。2021/12/02

YUJIRO

0
啓示という外部性を担保したうえで、直感と感情によって多様性を確保する。そういう理解でいいのだろうか。2019/02/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13246507
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。