アメリカの大学生が自由意志と科学について語るようです。

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  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393323717
  • NDC分類 151.2
  • Cコード C0010

出版社内容情報

様々な科学実験の成果や多彩な哲学的考察を、アメリカの大学生たちが小咄やジョークを交えつつ語る、軽いノリなのに深い哲学会話。人間に自由意志なんてあるの? 決定論と自由意志は両立するの? そもそも自由意志って言葉で、あたしたちは何を意味しているの? さまざまな科学実験の成果や多彩な哲学的考察を、アメリカの大学生の男女が、プールバーやカフェで、小咄やジョークを交えながらぐだぐだ語る、死ぬほど軽いノリなのにとっても深い哲学会話。

アルフレッド・ミーリー[アルフレッドミーリー]
著・文・その他

蟹池 陽一[カニイケヨウイチ]
翻訳

内容説明

ぼくたちはほんとうに自由なの?心で決定する前に脳は行動を始めていると主張するリベットの実験や、普通の人も状況しだいで残忍な行為を厭わないと示したミルグラム実験・スタンフォード監獄実験など多彩な科学実験を紹介し、人間は因果関係や状況の奴隷でなく自由意志を持つといえるのか、そもそも自由意志とは何か、をわかりやすく楽しく語る。

目次

第1章 自由意志って何を意味するの?―はじまりは月曜の午後
第2章 レギュラーの自由意志―月曜の夜に
第3章 ミドルクラスの自由意志―火曜の午後の話
第4章 リベットの脳科学実験―それは火曜の夜
第5章 fMRI実験―水曜の午後
第6章 自由意志に関するガザニガの主張―水曜の夜
第7章 ミルグラムの実験と自由意志―木曜の午後
第8章 自由意志についてのウェグナーの主張―木曜の夜に
第9章 科学的証拠とレギュラーの自由意志―金曜の午後に
第10章 科学的証拠とプレミアムの自由意志―そして金曜の夜

著者等紹介

ミーリー,アルフレッド[ミーリー,アルフレッド] [Mele,Alfred R.]
1951年生まれ。ウェイン州立大学卒、ミシガン大学よりPh.D.取得。デイヴィドソン大学准教授、同教授などを経て、フロリダ州立大学ウィリアム・H&ルーシル・T・ワークマイスター哲学教授。専門は、心の哲学、行為の哲学

蟹池陽一[カニイケヨウイチ]
1962年生まれ。東京大学卒、東京大学大学院総合文化研究科より学術修士、インディアナ大学よりPh.D.取得。元・東京大学21世紀COE「共生のための国際哲学研究センター」特任研究員、現・國學院大學兼任講師、翻訳家。専門は、20世紀分析哲学史、脳科学の哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

neputa

12
哲学者アルフレッド・ミーリーによる「自由意志」を多方面の分野から研究した成果をまとめた一冊。構成は、アメリカの大学生が数日間、場所を変えながら自由意志をテーマに対話した会話劇。とても読みやすい。その内容は自由意志と世紀を超え向き合う哲学、医学的なアプローチで脳の分析により解明を試みる脳科学、状況による行動変化パターンを観察する社会心理学など、多岐にわたる。結論として自由意志の存在または不在を決定する根拠を我々はまだ手にしていない。だが探究の課程が詰まった本書から受ける刺激は途方もなく大きい。2024/09/05

ジャケット君

4
科学哲学の授業シラバスに参考資料として載ってたから読んだ。題名から科学の使用を倫理的基準で適切に扱いましょうという趣旨が含まれているのかとおもいきや、自由意志についての哲学がダイアローグ形式で展開されている。アメリカの大学生というところが彼らの日常生活を垣間見えるようになり魅力だ。うん、難しい。ジンバルドー氏による社会心理学実験の章や最終章の魂について、ようやく科学的な対話だなと思った。自由意志の決定をガソリンスタンドの油種に類比しているのは興味ぶかい。うまく理解できなかったがまた機会があれば再読する。2024/11/07

竜崎

0
役割語を多用しているため翻訳が合わずに挫折2020/02/22

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