現代哲学への招待<br> 生まれながらのサイボーグ―心・テクノロジー・知能の未来

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現代哲学への招待
生まれながらのサイボーグ―心・テクノロジー・知能の未来

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  • サイズ B6判/ページ数 377,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393323526
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0010

出版社内容情報

最新テクノロジーと人間の融合のもたらす未来を探究し、「人間の本質」に肉薄する、まさに現代人のための哲学。

「人間は生まれながらのサイボーグだ! これは科学的真理である」。コンピューターや人工知能、携帯電話をはじめとするメディア、脳や身体に直接接続され、あるいは埋めこまれるデバイスなど、最新テクノロジーと人間の融合の現在地と未来像を、多彩な具体例をあげながら探究。そこから見える「拡張する心」「拡張する身体」の可能性と危険性、そして「人間の本質」に肉薄する、まさに現代人のための哲学。

【著者紹介】
1957年生まれ。イギリス(スコットランド)のエジンバラ大学哲学教授(論理学形而上学講座)。心の哲学および認知科学の哲学を専門とし、特に「身体性認知科学」の世界的リーダー。

内容説明

言語の登場以来、人間はサイボーグだった!コンピューターや人工知能、スマートフォンやタブレット端末、脳や身体に直接埋め込まれ接続されるデバイスなど、テクノロジーと人間の融合を探究し、「心とは何か」「人間とは何か」を問いなおす現代人のための哲学。

目次

第1章 サイボーグ・アンプラグド
第2章 接合されるテクノロジー
第3章 可塑性のある脳、ハイブリッドな心
第4章 わたしたちはどこにいるのか?
第5章 わたしたちは何なのか?
第6章 世界規模の群行動
第7章 悪のサイボーグ?
第8章 結び―わたしはポストヒューマン?

著者等紹介

クラーク,アンディ[クラーク,アンディ] [Clark,Andy]
1957年生まれ。英国スコットランドのスターリング大学を卒業。同大学でDPhil.を取得。グラスゴー大学やサセックス大学ほかで教鞭を執ったのち、現在は、エジンバラ大学哲学教授(論理学・形而上学講座)。専門は、認知科学の哲学および心の哲学、とりわけ身体性認知科学の世界的リーダー

呉羽真[クレハマコト]
1983年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、京都大学宇宙総合学研究ユニット特定研究員。専門は心の哲学、宇宙倫理学など多数

久木田水生[クキタミナオ]
1973年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、名古屋大学大学院情報科学研究科准教授。専門は哲学、倫理学

西尾香苗[ニシオカナエ]
京都大学大学院理学研究科博士課程中退。生物系翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

苺畑序音

12
はたして 私たちは 何なのでしょうか?2016/03/30

EnJoeToh

12
ちょっと古いが古くない。2016/01/20

オフィス派の宇宙図

7
自己とは最初から道具と寄せ集めである、であれば前頭葉や海馬や眼や手足という道具のみを自己として、紙やペンやタブレットやインターネットを自己ではないとするのは不合理だ。我々は言語という情報処理装置を手に入れたときから外部環境を自己に取り込み続けているサイボーグなのだ。いまやSNSにて他者すらもサイボーグの一部となっている。やがて超合体全宇宙サイボーグも近いだろう。2015/08/08

roughfractus02

6
都会暮らしするアルツハイマー患者と環境の関係を調査した著者は、認知能力を補助するためにヒトは「非生物学的な回路、道具、環境を自らの一部として取り込」む特性を持つと仮説する。重要なのは、その特性を持続するために外界の刺激に対して神経系を変化させる脳の可塑性にある。それゆえヒトは認知能力を外部環境に埋め込み、身体を部屋へと拡張している、と本書はいう。「拡張」なる語が身体側からの一方向的なマンマシン・システムへの接近を思わせるが、環境を認識(ある)ものから解釈(現れる)ものに転換する本書の存在論的キーでもある。2017/12/27

GASHOW

6
デジャブ感が半端ありませんでした。きっと以前に読んでいて、読書メーターに登録を忘れていたのでしょう。再読だと思うのですが、それにしても面白い。人間の内面は石器時代とかわらないという進化生物学との闘いも面白かった。2015/12/07

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