出版社内容情報
最新テクノロジーと人間の融合のもたらす未来を探究し、「人間の本質」に肉薄する、まさに現代人のための哲学。
「人間は生まれながらのサイボーグだ! これは科学的真理である」。コンピューターや人工知能、携帯電話をはじめとするメディア、脳や身体に直接接続され、あるいは埋めこまれるデバイスなど、最新テクノロジーと人間の融合の現在地と未来像を、多彩な具体例をあげながら探究。そこから見える「拡張する心」「拡張する身体」の可能性と危険性、そして「人間の本質」に肉薄する、まさに現代人のための哲学。
【著者紹介】
1957年生まれ。イギリス(スコットランド)のエジンバラ大学哲学教授(論理学形而上学講座)。心の哲学および認知科学の哲学を専門とし、特に「身体性認知科学」の世界的リーダー。
内容説明
言語の登場以来、人間はサイボーグだった!コンピューターや人工知能、スマートフォンやタブレット端末、脳や身体に直接埋め込まれ接続されるデバイスなど、テクノロジーと人間の融合を探究し、「心とは何か」「人間とは何か」を問いなおす現代人のための哲学。
目次
第1章 サイボーグ・アンプラグド
第2章 接合されるテクノロジー
第3章 可塑性のある脳、ハイブリッドな心
第4章 わたしたちはどこにいるのか?
第5章 わたしたちは何なのか?
第6章 世界規模の群行動
第7章 悪のサイボーグ?
第8章 結び―わたしはポストヒューマン?
著者等紹介
クラーク,アンディ[クラーク,アンディ] [Clark,Andy]
1957年生まれ。英国スコットランドのスターリング大学を卒業。同大学でDPhil.を取得。グラスゴー大学やサセックス大学ほかで教鞭を執ったのち、現在は、エジンバラ大学哲学教授(論理学・形而上学講座)。専門は、認知科学の哲学および心の哲学、とりわけ身体性認知科学の世界的リーダー
呉羽真[クレハマコト]
1983年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、京都大学宇宙総合学研究ユニット特定研究員。専門は心の哲学、宇宙倫理学など多数
久木田水生[クキタミナオ]
1973年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、名古屋大学大学院情報科学研究科准教授。専門は哲学、倫理学
西尾香苗[ニシオカナエ]
京都大学大学院理学研究科博士課程中退。生物系翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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苺畑序音
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