現代哲学への招待
現代唯名論の構築―歴史の哲学への応用

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  • サイズ B6判/ページ数 250,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393323281
  • NDC分類 111.7
  • Cコード C0010

内容説明

言語使用を軸に、中世の普遍論争も踏まえ、メレオロジーなど最新の手法も駆使して、「世界とは何か」「私とは何か」「一体何が存在するのか」といった哲学の核心を探究。さらに“語り”としての歴史叙述を考察することで、歴史認識の基礎にも新たな光をあてる壮大な思考実験。

目次

第1部 唯名論的世界像(世界と主体;唯名論とメレオロジー;唯名論的存在論と自然言語の意味論;多元的言語論と物理主義;事実の諸相;心の哲学と物理主義)
第2部 歴史叙述という語りの分析(歴史叙述の位置付け;時間と歴史;歴史叙述の唯名論的分析)

著者等紹介

中山康雄[ナカヤマヤスオ]
1952年、静岡県に生まれる。京都大学理学部卒業。ベルリン自由大学哲学部哲学博士(Dr.phil.)。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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