出版社内容情報
生命とは何であるか? 何のためにあるのか? 生命の倫理構造をインド哲学だけでなく、ギリシャ哲学やベルクソン、ラッセル、ショーペンハウアーやライプニッツなどの西洋哲学も駆使して探究する。魂、身体、個人と生命の関係を辿って分かる生命の尊さとは。
内容説明
人間の生は生命と切り離せない。生きているとは何なのか。なぜ生命は尊いのか。東洋と西洋の両方から生命論を辿った結論とは。人間の倫理構造を明らかにするシリーズ最終巻。
目次
第1章 生命の概念
第2章 生命と息
第3章 生命の愛惜
第4章 長寿の願い
第5章 他人の生命の愛惜
第6章 個別的な戒め
第7章 身体と宇宙の連関
第8章 自然に生きる
著者等紹介
中村元[ナカムラハジメ]
1912年島根県松江市に生まれる。1936年東京大学文学部印度哲学科卒。1943年文学博士。1954年東京大学教授。1970年財団法人東方研究会設立。1973年東方学院設立、東方学院長。東京大学名誉教授。1977年文化勲章受章。1984年勲一等瑞宝章受章。1999年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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