内容説明
この国の文化力こそ、未来の地球社会のモデル。「海洋史観」「富国有徳」「ガーデン・アイランズ」―常に時代に先んじて、歴史を読み解き、日本の未来像を提示してきた社会科学者が、思索と経験を積み重ね、満を持して問う、新しい文化の視座。
目次
序之部 ふじのくにを理想郷に
破之部 和をつくる「場」の力（「和の文明」とは何か；和をつくる「場」の力；東西文明を調和させる「場」の力；「和の文明学」をめざす）
急之部 富士山を寿ぐ理想郷
著者等紹介
川勝平太［カワカツヘイタ］
１９４８年（昭和２３）生まれ。静岡県知事。京都出身。１９７２年早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。１９７５年早稲田大学大学院経済学研究経済史専攻修士課程修了。１９８５年オックスフォード大学哲学博士（Ｄ．Ｐｈｉｌ．）取得。早稲田大学政経学部教授（１９９０年）、国際日本文化研究センター教授（１９９８年）、静岡文化芸術大学学長（２００７年）を経て、２００９年（平成２１年）７月７日、静岡県知事選挙に初当選（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
