内容説明
伝統中医学理論を踏まえつつ、現代科学の視点から解明・構築された画期的理論体系の全容。
目次
序章 少林寺気功とは何か(百日大閉関―極限状況での人間の心身;少林寺の歴史;中国気功における少林寺の位置;少林寺との出会い―入門から第三十四代最高師範の認定を受けるまで;少林寺の修行―武術と気功と禅の関係)
第1章 中国伝統医学から見た少林寺気功(伝統中医学概論;伝統中医学の中の気功―その源流、位置づけ、治療の原理と方法)
第2章 健康の構造―病気とは何か(宇宙の健康・環境の健康・人間の健康と“気”;病気とは何か―新病気学入門)
第3章 新気功理論―現代科学を超えて(気功の十大基礎原理;気功の十大基礎本質;多次元理論―現代(陽性)物理学から陰性物理学へ)
終章 宇宙と環境と人間の統一―理想の肉体と精神を求めて(病気の改善・治癒のために;健康な肉体・精神、さらには理想の肉体・精神へ)
著者等紹介
秦西平[チンシーピン]
1958年、中国陜西省西安市生まれ。幼少より中国道教の聖地・宝鶏市で気功・武術を学び、16歳で少林寺入門。弱冠22歳で第34代最高師範に推挙される。1993年、中国政府派遣の国費研究員として来日し、東京大学工学部材料学科セラミックス研究室で学ぶ。2000年、世界初の気功麻酔による抜歯手術に成功、気功界・医療界などから注目される。近年は国際機関の要請に応え、全米審美歯科学会(ニューヨーク、ラスベガス)では特別講師として2年連続招聘講演、上海国際気功科学シンポジウム、全米気功協会(NQA、アメリカ最大の気功組織)などでの招聘講演を行なう。また、世界気功学会(サンフランシスコ)では最優秀気功師(Medical Qigong Master of the Year)を受賞、世界医学気功学会(北京)の理事に就任するなど国際的に高い評価と信頼を受ける。1994年に全日本少林寺気功協会、2004年にNPO日本少林寺武術気功連盟を設立し、日本を拠点に少林寺武術気功の普及と指導者の育成に力を注いでいる。東洋医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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