神仙幻想―道教的生活

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  • サイズ B6判/ページ数 209,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393312759
  • NDC分類 166.08
  • Cコード C0310

内容説明

則天武后や玄宗皇帝、楊貴妃などの宮廷人、さらには詩人の李白などが神仙思想に憧れて、いかなる道教的生活を送ったかを解明する。

目次

第1章 帝都・長安(道教都市・長安;朱雀大街をゆく ほか)
第2章 玄宗皇帝の即位(則天武后と道教;太平公主と道教 ほか)
第3章 皇帝の道教生活(国教としての道教;宮廷の錬金術 ほか)
第4章 郊外(宮女と仙女と女冠;公主の山荘 ほか)
第5章 李白の旅(「道」を求めて;「道」の友情 ほか)

著者等紹介

土屋昌明[ツチヤマサアキ]
1960年、神奈川県生まれ。国学院大学文学部、同大学大学院博士課程単位取得。西安交通大学、中国人民大学、富士フェニックス短大の講師を経て、現在、専修大学助教授
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

R

19
唐代の生活風景を長安のあり方とともに描くことで、道教がどのように時代に存在したかを明らかにした本でした。特に華やかに信仰された時代、その背景と政治とのつながりが興味深くて、則天武后から玄宗にいたるまでの変遷がとても面白い。また李白という大詩人が仙人であったという幻想か、真実かといった思索をさせる部分も非常に楽しめました。2017/11/18

もち

6
玄宗皇帝代の道教についての理解をある程度深めるための入門書にふさわしいといえそうだ。わかりやすくおもしろい。関連書を読んでいきたい。2016/04/21

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