仙境往来―神界と聖地

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 210,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393312711
  • NDC分類 166.08
  • Cコード C0310

内容説明

現世の神仙境たる洞天福地をはじめ、霊山・聖山信仰、天界と冥界や地獄、さらには体内に住む身体神にいたるまで、道教のコスモロジーを総合的に解説する。

目次

序論 神仙の里
第1章 洞天福地の思想
第2章 道教の聖蹟
第3章 道教の天界
第4章 地獄の地誌
第5章 身体の宇宙と儀礼

著者等紹介

田中文雄[タナカフミオ]
1954年、東京都生まれ。大正大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得。大正大学文学部副手、大正大学綜合仏教研究所研究員を経て、カリフォルニア大学バークレイ校客員研究員として1年間渡米。現在、大正大学文学部・国学院大学文学部・明海大学外国語学部非常勤講師。日本道教学会理事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

R

22
道教の世界観を解説した本でした。人の体の内と外に世界があり、その知覚よりもさらに外、さらに内に神や仙人が存在し、それぞれ行ったり来たりして、それが滞ったりすると病を得るといった内容が印象的でした。人体も宇宙の一部であり、ミニチュアであるという概念が存在し、大変興味深いと思えました。桃源郷や泰山、崑崙山といった聖地への言及や、その成立も細かに追っていて楽しく、よい勉強になりました。世界観が漫画のように楽しい。2017/11/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/967590
  • ご注意事項

最近チェックした商品