出版社内容情報
本巻では,ミーマーンサー・パーニニ・サーンキヤ・ヨーガ派の各説と,マーダヴァ自身が所属し,究極の説とみなすシャンカラ派を扱う。Ⅰ・Ⅱ両巻の索引を付す。
内容説明
インド人自身によるインド哲学概説。インドの哲学体系のうち主要な16種類を叙述した概説書『サルヴァダルシャナ・サングラハ』(14世紀、マーダヴァ著)を世界で初めて全訳。
目次
第12章 ミーマーンサー学派の哲学
第13章 文法学派の哲学
第14章 サーンキヤ哲学
第15章 ヨーガ学派の哲学
第16章 シャンカラ学派の哲学
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うちこ
1
インドの哲学体系のうち主要な16種類を叙述した概説書『サルヴァダルシャナ・サングラハ(Sarvadarsanasamgraha)』(14世紀、マーダヴァ著)の訳本が2冊構成で出ているうちの、後編の一冊。ミーマンサー、文法学、サーンキヤ、ヨーガ、ヴェーダーンタの章が入っています。「マーダヴァさん」という名前は何人も各分野に有名な人がいますが、このかたはシャンカラの不二一元論派(Advaita)の学者さん。なので当然最終的にはヴェーダーンタ推しなのですが、他の教派の解説をした内容がこれまたすばらしい!2014/02/02
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