鎮魂行法論―近代神道世界の霊魂論と身体論

鎮魂行法論―近代神道世界の霊魂論と身体論

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  • サイズ B6判/ページ数 480,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784393291047
  • NDC分類 170.4
  • Cコード C1014

内容説明

近代神道系宗教の伝法の中核をなした〈鎮魂〉とは何か。神霊との交渉、霊魂の操作、心身活動と霊的活動の相関などの問題に、実践家たちはどのような解答を試みたのか。現代身体論の新しい視座からそれらを解析し、シャーマニズムの脱魂・憑霊との関係を探りつつ、日本的霊性の深層に迫る労作。

目次

第1章 鎮魂行法家の群像―近代以降の神道界とその周辺における行法家の一系譜
第2章 鎮魂行法研究の立場と方法―シャーマニズム研究を手がかりに身体論へ向けて
第3章 大本系の鎮魂帰神行法説―シャーマニズム基礎論の観点から
第4章 川面凡児の鎮魂行法説―脱魂型シャーマニズムの身体論
第5章 田中治吾平の鎮魂行法説―神秘的合一への階梯
第6章 その他の鎮魂行法説
第7章 鎮魂行法の身体論とその類型化―宗教的身体境界の観点から

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