出版社内容情報
五十余年にわたり，日本人に〈信仰〉の光を与え続けた神父の，〈西〉と〈東〉を結ぶ貴重な「虹の架け橋」のアフォリズム集。新しい時代を考えるうえで示唆深い〈人生の書〉。
内容説明
混沌の２１世紀に、日本を深く愛した神父が、東西の世界をこえて語りかける、珠玉のアフォリズム集。
目次
神への道―使徒信経解説
この世を生かすもの―キリストによる現代の人間像
キリストのことば
細川ガラシア夫人
人生の秋―ヘルマン・ホイヴェルス随想集
人生讃歌―１２の聖歌による神への道
ホイヴェルス神父説教集
私の好きな言葉―思想家と詩人の言葉
師とその弟子―ティモテオ書解説
時の曲り角
講義ノート・雑
日本人
著者等紹介
土居健郎［ドイタケオ］
１９２０年東京に生まれる。１９４２年東京大学医学部卒業。１９５７年聖路加国際病院神経科医長。１９７１年東京大学医学部教授。１９８３年国立精神衛生研究所長。現在、聖路加国際病院診療顧問
森田明［モリタアキラ］
１９４３年東京に生まれる。１９６９年東京大学法学部卒業、同法学部助手。１９８８年お茶の水女子大学家政学部（児童学科）教授。現在、東洋大学法学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どみにか☆
1
映画『ツナグ』で、樹木希林演じる主人公のお祖母ちゃんが暗唱していた詩、「最上のわざ」を読みたくて購入した。言葉の宝石が詰まった一冊。ホイヴェルス神父はドイツ人だが、日本で生活していたこともあって、外国人から見た日本の良さも書き記してあった。心にとろっとした温かいものが流れていくような感覚になる本だった。2012/10/24
-
- 和書
- 比較封建制論集
