出版社内容情報
阿息観は、比較的容易にできる密教の呼吸法。自律神経を整え心を落ち着かせる効果が高く、現代人に大いに役立つ。その実践法の解説。
「阿息観」は比較的容易にできる密教の伝統的な呼吸法。自律神経を整え、心を落ち着かせる効果が非常に高いため、ストレスの多い社会を生きる私たち現代人に大いに役立つ。なかでも特に、極度の緊張を強いられる一流のスポーツ選手や演奏家、武道家などから、ビジネスマンや受験生まで、幅広い層に有益。本書は2部構成で、前半の第?T部では、この阿息観呼吸法の基礎となる考え方と実際のやり方をわかりやすく解説。後半の第?U部では、いま人々の関心が高まっている来世やあの世、輪廻転生、臨死体験、さらには読経や葬儀の意義などについて、真言密教僧の立場から自身の見解を述べる。
【著者紹介】
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内容説明
あの世と宇宙につながる甚深広大な「阿息観」を誰でも親しめる呼吸法とした。自律神経を整え、心を落ち着かせる効果がきわめて高いため、ストレスの多い社会を生きる私たち現代人に大いに役立つ。この阿息観呼吸法の基礎となる考え方と実際のやり方をわかりやすく解説する。自分はあの世でどのレベルの世界へ往けるのかも阿息観で広がった視野から見えてくる。
目次
第1部 阿息観呼吸法―その思想と実践(動物と人類の脳の違い―本能と文明;自我意識の形成―宇宙意識を切断する自我;二重の不安を抱える現代人―不安と恐怖の違い;宗教と科学の宇宙創造説―科学の限界;秘密経典『大日経』開扉の時が来た―超科学の経典 ほか)
第2部 「あの世」と「この世」と宇宙意識のつながり(現代の危機から創造的充実の人生へ;死は人生の終わりではない;科学時代から超科学宗教の時代へ;幸福像を描いてみよう;不幸を求める自己破壊本能の罠 ほか)
著者等紹介
山崎泰廣[ヤマサキタイコウ]
1929年、神戸市に生まれる。54年、高野山大学大学院密教学科修了。宮島弥山で虚空蔵求聞持法成満。傳燈大阿闍梨。密教学芸賞受賞。高野山真言宗大僧正。高野山阿字観指導者養成講習会伝授阿闍梨。硯学。現在、種智院大学名誉教授。高野山大学客員教授。真言宗常光院名誉住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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