出版社内容情報
曹洞宗の両本山、永平寺と総持寺。その総持寺の開山・瑩山禅師の日記を中心に編まれた「洞谷記」の諸本を対校し古写本の写真も付す。
曹洞宗の両本山、永平寺と総持寺。その総持寺の開山である瑩山禅師が、能登の名刹永光寺を開創したころからその晩年までを記した日記を中心に編まれた「洞谷記」。本書は、中世禅宗の貴重な記録である「洞谷記」の諸本を対校しテキストを初めて提示。貴重な大乘寺古写本と流布本の影印版も付す。
【著者紹介】
石川県・大乗寺山主。曹洞宗師家。元駒沢女子大学学長(現名誉教授)。文学博士。
目次
「大乘寺古写本」影印
「大乘寺流布本」影印
諸本対校 瑩山禅師『洞谷記』
著者等紹介
東隆眞[アズマリュウシン]
1935年京都府生まれ。駒澤大学仏教学部修士課程修了。文学博士(駒澤大学)。駒沢女子大学学長(名誉教授)。徳島県城満寺渡辺頼応に就いて出家、石川県大乘寺松本龍潭に嗣法す。大本山總持寺専門僧堂安居。石川県金沢市、大乘寺山主。大乘寺専門僧堂堂長、師家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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