出版社内容情報
考え抜かれた『眼蔵』の巻立ての中で、本書では、修行者のあるべき姿を十全に説き尽した行持第16を含む、坐禅儀第11から観音第18まで、道元の視座の基本を凝縮した巻を収録。
内容説明
宋より帰朝後、晩年に至るまで、正伝の仏法を広めるべく何度も書き改め、練り上げられた畢生の主著『正法眼蔵』。本巻では考え抜かれたその巻立ての中で、坐禅儀第十一から行持第十六、さらに観音第十八まで、道元の視座の基本を凝縮した巻を収録。
目次
第11 坐禅儀
第12 坐禅箴
第13 海印三昧
第14 空華
第15 光明
第16 行持上
第16 行持下
第17 恁麼
第18 観音
著者等紹介
水野弥穂子[ミズノヤオコ]
1921年、東京に生まれる。東北大学法文学部卒業、国語学専攻。国立国語研究所研究員、駒沢大学教授、東京女子大学教授を経て、1987年3月、退任
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