無心のさとり - 更幽軒講演録

無心のさとり - 更幽軒講演録

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393143919
  • NDC分類 188.84
  • Cコード C0015

出版社内容情報

臨済宗東福寺派管長が禅の公案や中国の禅師たちの逸話を紹介しつつ,禅の核心たる「無心」「仏性」等の意味を平易に説いた恰好の禅入門書。「無我」の心で生きる道を力説する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆかり

2
臨済宗東福寺派での坐禅より当老師を知る。アメリカで禅で有名な二人の鈴木、鈴木大拙氏は臨済宗に参禅(出家していない)し、鈴木俊隆は曹洞宗の僧侶。藤田一照さんのこともありアメリカでは曹洞宗が主流と思っていた為、近年で臨済禅の老師も活動されていたことに興味を持った。本著はアメリカでの講演内容をまとめたもの。禅とは?だけでなく、曹洞宗と臨済宗の違いにも触れる。空の理解、超二元、無我(無心の自己)を説く。自由とは自らに由る。由るべく自らとは?エゴ(自我)を超えたときの真の自己(true- self)になること。2022/02/02

ラーメン小池

2
スティーブ・ジョブズが愛した禅のバイブルで世界的ベストセラーである「禅マインド ビギナーズ・マインド」(鈴木俊隆著)と並び、アメリカ人に「禅とは何か」をやさしく説いた本。両書ともアメリカ人が理解できるよう考え抜かれて書かれており、いずれも良書である。鈴木氏の本は哲学的かつ情熱的な印象を受けたが、本書は仏教テイストが含まれ穏やかに禅を説いている印象を受ける。禅とは、端的に言えば、”「生と死」、「善と悪」、「苦と楽」といった二項対立を超えた生き方を目指すもの”、悟りとは「無執着の自己」を自覚すること、か。 2015/02/22

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