内容説明
「十牛図」や「坐禅和讃」もやさしく解説。懇切で実用的な坐禅の入門書。
目次
1 人はなぜ坐禅をするのか
2 坐禅の目標
3 どうして坐ればよいか
4 坐中の注意
5 どんな効用があるか
6 坐禅和讃
7 十牛図
付 禅と欧米の人々
著者等紹介
大森曹玄[オオモリソウゲン]
明治37年山梨県に生る。大正12年日本大学修。大正14年この年以来、京都天龍寺関精拙に参学。昭和9年直心道場を創立、終戦の年まで武道を教授す。昭和21年天龍寺管長関牧翁に得度を受け僧籍に入る。昭和23年東京高歩院住職。昭和53年花園大学長となる。平成6年示寂(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hiroki Nishizumi
2
大森曹玄は何を読んでも深い言葉が散りばめられた良い文章だと思う。この本は多少エッセイ的に書かれているが、それでも十分噛みしめる価値がある文だ。ただやはり禅はまだまだ分からない。2018/02/23
ハザマ
0
ジュンク堂のフェアで購入した。座禅の座り方から始まり、息の整え方や座禅の効用など初めての人に優しい指南書。 瞑想している時は心が整っていても、一歩外に出ればその境地は雲散霧消する。動静一如の工夫が必要 お坊さんたちは経行等で動く動作を合間に入れることで動いている間も瞑想の境地から離れないように工夫する2023/10/04