内容説明
「禅」を日常生活そのものに即した“動的”なものとして発達させ、永遠の今を「随所に主」となって生きることを喝破した『臨済録』を現代に即して分かりやすく語った名著。
目次
馬防の序
上堂(王常侍に講ぜられて陞座;麻谷千手眼 ほか)
示衆(四料簡―人惑を受けず、三種の身、心法無形;無事これ貴人、心地の法 ほか)
勘弁(黄檗、厨に入る;いずれよりか来る ほか)
行録(黄檗の会下に在り;栽松の話 ほか)
塔記
著者等紹介
大森曹玄[オオモリソウゲン]
明治37年山梨県に生る。大正12年日本大学修。大正14年この年以来、京都天龍寺関精拙に参学。昭和9年直心道場を創立、終戦の年まで武道を教授す。昭和21年天龍寺管長関牧翁に得度を受け僧籍に入る。昭和23年東京高歩院住職。昭和53年花園大学長となる。平成6年示寂
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