出版社内容情報
「入法界品」は善財童子が53人の善友(菩薩から遊女まで)を尋ねて教えを乞い遂に悟りに達するという物語。本書はその全章の抄訳。
【著者紹介】
1949年、兵庫県姫路市生まれ。東北大学文学部(哲学科宗教学宗教史)卒。宗教研究家。仏教書を中心に幅広い執筆活動を行っている。『図説 法華経大全』(学研)、『日本ひらがな仏教史』(角川書店)、『法華経の事典』『浄土三部経と地獄・極楽の事典』(春秋社)など多数。
内容説明
スダナ・クマーラ(善財童子)が53人の善友を歴訪する「求法の旅」の物語。文殊菩薩の勧めで旅が始まり、最後の普賢菩薩の導きによって、ついに真理の世界(法界)に入るまでを描く「入法界品」。その全体像を手軽に知りたい読者には恰好の書。
目次
南海歴程 発心の旅―第1~第14のミトラ(比丘メーガシュリーの諸仏の観察;比丘サーガラメーガと大海の蓮華 ほか)
南海歴程 求法の旅―第15~第29のミトラ(富豪ラトナチューダの菩薩の館;香料商マンタネートラの療養の家 ほか)
北路歴程 釈迦如来の故地―第30~45のミトラ(ブッダガヤの大地の女神スターヴァラー;王都カピラヴァストゥの夜の女神 ほか)
南路還郷 法界荘厳―第46~53のミトラ(金細工師ムクターサーラの解脱;月氏の家長スチャンドラ ほか)
著者等紹介
大角修[オオカドオサム]
1949年、兵庫県生まれ。東北大学文学部(宗教学宗教史専攻)卒。宗教研究家、地人館代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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