出版社内容情報
禅寺の木魚や梵鐘など、様々な道具の世界。それらはいったい、どういうモノたちなのだろう。成り立ちと由来をめぐり禅の魅力を語る。
内容説明
禅寺の木魚や梵鐘など、さまざまな道具と法具の世界。それらはいったいどういうモノたちなのだろう。禅を禅たらしめているモノタちの真の姿とは。その成り立ちと由来をめぐって、禅の魅力を豊かに語る。
目次
1 鳴らす(引磬(引〓(いんきん))―「チーン」の音に導かれて
木魚―読経のリズムを調える ほか)
2 着る(法衣―僧侶の衣服;袈裟―和尚さんの身体をつつむ大きな布 ほか)
3 行ずる(剃刀―髪を剃る;持鉢―修行僧の食器 ほか)
4 荘厳る(香―お寺にかかせない香りと煙り;位牌―たましいの拠りどころ ほか)
著者等紹介
玄侑宗久[ゲンユウソウキュウ]
1956年、福島県生まれ。慶應義塾大学卒業。福島県福聚寺住職。作家。花園大学、新潟薬科大学、客員教授。2001年、「中陰の花」で第125回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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