出版社内容情報
心経は「空」を説くのではなく、一切の苦を解消し、願望を成就するための方法を教える現世利益の経典だという革命的解釈を示す。
内容説明
「羯諦、羯諦」の大明呪(マントラ)を唱えることが心経の実践であり、それを一心に行ずれば、経文どおりに「能除一切苦」が実現し、難病なども治癒することを、実証例をあげて理論的に解説する。般若心経の画期的な実践指導書。
目次
第1章 般若心経とは何か―経題を読み解く(般若波羅蜜多とは;四苦八苦とは ほか)
第2章 般若心経の構成(般若心経はほんとうに「大般若経の精要」なのか?;般若心経の解釈には二つの方法がある ほか)
第3章 深般若波羅蜜多を行ずる(般若心経の主文と説明文;仏陀の菩薩と途上の菩薩 ほか)
第4章 般若波羅蜜多はこれ呪なり(行深般若波羅蜜多の「行」とは「呪の実践」;般若波羅蜜多の「呪」を説く ほか)
第5章 大明呪の実践―治病の原理と呪の活用法(大学病院ではお手上げの病気;反復の技術は潜在意識に染みこませる効果がある ほか)
著者等紹介
巽直道[タツミジキドウ]
1902年、神戸市生まれ。早稲田大学理工学部電気工学科を卒業後、上毛電力に入社し、水力発電所の設計・建設に従事する。1936年に長女雅子(5歳)を粟粒結核で亡くし、これがきっかけで、朝晩に般若心経や阿弥陀経、修証義などの読経を始める。戦時中は徴用されて川崎航空明石工場で技師として働く。1952年、新精神衛生学会(のちに直道会に改称)を発足。以来、33年間、般若心経の講義をおこない、1985年9月に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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