大峯千日回峰行―修験道の荒行

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大峯千日回峰行―修験道の荒行

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  • サイズ A5判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393135402
  • NDC分類 188.59
  • Cコード C0015

内容説明

想像を絶する破天荒な荒行、大峯回峰行。断食・断水・不眠・不臥、死の極限の四無行。五穀断ち、塩断ち、炎の八千枚大護摩供。知られざる修験の超人的修行の実際と、その真実とは。

目次

プロローグ 二人の出会い
第1章 出家に至る日々―わが生い立ちの記
第2章 破天荒の荒行―大峯千日回峰行(1)
第3章 死の極限・四無行と八千枚大護摩供―大峯千日回峰行(2)
第4章 修験道の世界
第5章 “行”に生きる

著者等紹介

塩沼亮潤[シオヌマリョウジュン]
1968年、仙台市に生まれる。1987年、東北高校を卒業後、吉野の金峯山寺で出家得度。修行と研鑽の生活に入る。1991年、大峯百日回峰行満行。1999年、大峯千日回峰行満行。2000年、四無行満行。2006年、八千枚大護摩供満行。現在、吉野一山・持明院住職。仙台市・慈眼寺権現堂住職。大峯千日回峰行大行満大阿闍梨

板橋興宗[イタバシコウシュウ]
1927年、宮城県多賀城の農家に生まれる。1953年、東北大学宗教学科を卒業後、渡辺玄宗禅師について禅門に入る。その後、武生市・瑞洞院住職、金沢市・大乗寺住職、大本山総持寺貫首、曹洞宗管長などを歴任。現在、越前市・御誕生寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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hatayan

62
紀伊半島の山道48kmを9年で千回歩く「千日回峰行」、9日間食べず、飲まず、眠らず、横にならずに真言を唱え続ける「四無行」を達成した塩沼亮潤阿闍梨に先輩僧侶が極意を尋ねる一冊。 比叡山の千日回峰に挑む酒井雄哉氏に憧れて出家、より苛酷な大峯で修行することに。自分に正直でありたいため修行は丁寧に。山の霊気を謙虚に受け止めたとき山は何かを教えてくれる。修行の狙いは身体を鍛えるわけではなく淡々と同じ事を行うこと。死に近づく荒行を達成したにもかかわらず、驕らず慈しみに満ちた阿闍梨の言葉に凄みを感じざるを得ません。2020/07/12

ヒデキ

47
対談されているお二人が、実行された「偉業」を 実にたんたんと語られている姿に圧倒されてしまいました。 書きたいこといっぱいあった筈なんですが、 適格な言葉が、でてこないので失礼します 普通の「お坊さん」が、素敵だと言われる言葉が、ぐっとしてしまいました2023/05/30

マリリン

44
荒行なのに、満行後と行中の心の平穏さ。目標に取りかかったら次の目標(四無行₌断食・断水・不眠・不臥)の事を考える。業が終わるのが怖くなった時「人生生涯小僧の心」と書く。破天荒な幼少期を過ごした阿闍梨塩沼亮潤氏と禅宗僧侶板橋興宗との会話が凄い!ここまで追い込むのかと驚嘆した大峯千日回峰行を満行。 山道1日45キロを千回。ぼちぼちと身体の状態と向き合いひたすら歩む修行。 四無行から得られる境地はただここに在る静寂さが宿る謙虚な生なのか。断つ事で身体感覚がここまで変化するとは。2022/02/12

はじめさん

32
マラソンやってる人が同じ走る、というような点でビブリオバトルで紹介、チャンプ本に。/ 歴代で3人くらいしかいない、千日回峰行を修めた、若き阿闍梨。老境にある別宗派の偉いお坊さんの会いたいというラブレターは2回届かず、3回目に仏の導きで巡りあい、対談。禅と修験。ともに悟りという山の頂を目指すという意味では同志。頂への登頂ルートが違うだけ。/ っても100日行を10年やって、最後の1週間断食コース。三年休まずと思ったら、閉山期間があるので10年かかると。化け物や天女を幻視し、最後は何も見えなくなる澄み切りの域2019/11/08

TCD NOK

27
一日48キロの道なき山道を走ることを千回行う荒行大峯千日回峰行とはどれほど極限なのかと、そういう興味で手に取った。NHKでよく放送している鉄人レースを見るような感覚で。走るコースは?どんなハプニングがあるのか?達成した後どう変わったか?・・・そういう俗人的興味のことは僅かしか書かれておらず、その修行が終わったら達成した結果は捨て、修行前と同じように人と接すること接してもらうことができるかが大事であるとのこと。究極のインプットを行い、究極のアウトプットができる人と成っても、ひたすら謙虚で器の大きい人だった。2020/11/03

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