出版社内容情報
書と禅と養気法の一体を説く著者が、新たな身心一如の道を現代に語る。弘法大師、一休禅師、山岡鉄舟の書など図版を多用し具体的に解説。鑑賞眼を養うのにも格好の一冊。
本書では西野流呼吸法をベースに気を養うための呼吸法をわかりやすく紹介。生命を充実させて深みのある書をかく秘訣を伝授。宗教や書関連など幅廣い展開が可能です。
筆禅道とは筆で禅を行ずることである。全身全霊をいまここに一点集中させて、無心になり切ることで、活きた線による品位の高い深みのある書をかく道の実践である。弘法大師、一休、山岡鉄舟、夏目漱石の葉書など図版を多用し比較検討しながら具体的に解説。鑑賞眼を養うためにも格好の一冊。
内容説明
書と禅と養気法の一体を説く著者が、新たな身心一如の道を現代に語る。弘法大師、一休禅師、山岡鉄舟の書など図版を多用し具体的に解説。鑑賞眼を養うためにも格好の一冊。
目次
第1章 大意
第2章 階梯
第3章 練磨と深化
第4章 養気法
第5章 鑑賞
付 筆禅道とイギリス
参考 寺山旦中作品
著者等紹介
寺山旦中[テラヤマタンチュウ]
昭和12年埼玉県生まれ。本名葛常、旦中は居士号。埼玉大学に国文、東京学芸大学に書道、東京大学に美学を学ぶ。大森曹玄老師に参禅、滴水下の禅と、直心影流の剣道を修む。また横山天啓翁に筆禅道、山田研斎居士に観照道参学。昭和41年、インド・ネパール方面に行脚。師命により昭和46年より数度、ハワイに剣・禅・書を指導。昭和54年、第1回東西文化霊性の交流では、ケルンにおける「禅芸術展」の部を担当。イギリス、ドイツ、フランス、オランダ、ベルギー等に剣・禅・書を挙揚。現在、東京大学仏教青年会、朝日カルチャーセンター等で筆禅道を指南。人体科学会理事、筆禅会師家、上智大学・花岡大学講師、二松学舎大学教授。専攻は書道を中心とした東洋学
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