内容説明
わたしたちに生きる勇気と希望を与えてくれる崇高なことばの数々。
目次
1 スピリチュアルな生き方
2 自分を育てる
3 幸福
4 慈愛と思いやりの心
5 内なる敵
6 道徳のもつ価値
7 家族、友人
8 仏教
9 宗教
10 世界平和
11 地球規模の問題
12 死と解放
著者等紹介
ダライ・ラマ14世テンジン・ギャツォ[ダライラマ14セイテンジンギャツォ][H.H.the Dalai Lama,Tenzin Gyatso]
1935年、チベット東北部アムド地方に生まれる。2歳のとき転生活仏ダライ・ラマ14世と認められる。1949年のチベット侵略に伴い、15歳で、政治・宗教両面の国家最高指導者となる。1959年に亡命。インドのダラムサーラに亡命政権を樹立。チベット問題の平和的解決を訴えつづけ、1989年にノーベル平和賞受賞
クンチョック・シタル[クンチョックシタル][Kunchok Shitar]
1952年、チベット生まれ。インドの仏教論理大学で伝統的チベット仏教の学習と修行を積む。83年に来日し、大正大学大学院修了。現在、チベット仏教普及協会副会長兼主任講師
阿門朋子[アモントモコ]
兵庫県生まれ。NGOワーカー、アートプロデューサー。インド、ネパール、チベット難民居留区等で国際協力支援活動に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りつこ
5
スピリチュアル嫌いのくせにこんなものを読んでみた。宗教的な理解はできないのだか、思想としてはすんなり受け入れられる。しかしこんな風によさげな言葉だけ並べられても正直心は動かない。もっと体系的に書かれたものが読みたくなった。2012/09/14
三崎口@ネットつないだら本格復帰します
2
もちろん良い言葉ばかりなのだけど名言集になっていて、こういうのはネットでもたくさんあるし買う必要ないって思うようになった。これからは名言集のような本は買わないと決めた2014/02/11
スシウォーク
1
2010年秋に来日したのを記念して、世界各地で行っている講演や国際会議での発言などを収録したもの。写真は数枚しかなく、1ページあたりのメッセージも多くはない。それでも、やはりダライ・ラマの数々の言葉は心に響く。「西洋文明では人の頭を知識でいっぱいにすることが重要だと思われてきました。しかし、人の心を慈しみや愛でいっぱいに満たすことが重要だとは誰も思わなかったようです。このことが真の宗教の役割なのではないでしょうか」他の宗教の価値を認める寛大さも説くチベット仏教に世界の宗教家が共感してくれたら諍いは減るのに2010/11/11