出版社内容情報
厳格な修行で己を磨く禅。世俗から離れ、日常を見つめたとき見えてくるものとは。8人の賢者が現代社会と禅のあり方を語る講演集。
内容説明
己を磨き、「いま・ここ」を目指す禅。禅から日常を見つめ直したときに浮かびあがるものとは。禅に関わりの深い7人がさまざまな角度から、現代社会と禅のあり方を語る珠玉の講演録。
目次
序章 天地いっぱいに生きる
第1章 禅の来し方(禅の源流;文明の危機と禅)
第2章 日本社会と禅(現代と道元禅;宗教と現代)
第3章 禅の未来(宗教と癒し;般若波羅蜜多)
著者等紹介
奈良康明[ナラヤスアキ]
1929年千葉県生まれ。東京大学文学部印度哲学梵文学科卒。東京大学大学院、カルカッタ大学大学院修了。文学博士。東方研究会常務理事。駒澤大学名誉教授(元学長、総長)。曹洞宗総合研究センター前所長
佐々木宏幹[ササキコウカン]
1930年宮城県生まれ。東京都立大学大学院修了。駒澤大学名誉教授。文学博士。曹洞宗総合研究センター客員研究員
青山俊董[アオヤマシュンドウ]
1933年愛知県生まれ。5歳で曹洞宗無量寺に入門し、15歳で得度。駒澤大学大学院修了後、曹洞宗教化研修所を経て、愛知専門尼僧堂堂長、正法寺住職
高崎直道[タカサキジキドウ]
1926年東京都生まれ。東京大学大学院修了。文学博士。東京大学名誉教授、鶴見大学名誉教授(元学長)
山折哲雄[ヤマオリテツオ]
1931年サンフランシスコ生まれ。東北大学文学部印度哲学科卒。東北大学文学部助教授、国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター教授、所長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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