出版社内容情報
1998年来日時,はじめて日本人に向けて,そして翌年米国で説き明かされた,仏教思想の核心とその実践法=〈心〉の修行。チベット語の肉声から日本語訳された必読の仏教入門。
内容説明
1998年来日時、はじめて日本人に向けて、そして翌年、米国で説き明かされた仏教思想の核心とその実践=“心”の修行。法王のチベット語の肉声から直接日本語訳された感動の講演録。
目次
さとりへ導く三つの心―『修行道の三要素』(仏教について;縁起について ほか)
『修行道の三要素(ラムツォナムスム)』本文(偈頌)
ダライ・ラマ法王歓迎レセプションでのスピーチ
菩薩としての生き方―『入菩薩行論』第八章 禅定(修行について;縁起について ほか)
『入菩薩行論』読解(心の置き所;菩薩心を育む)
著者等紹介
ダライ・ラマ14世テンジン・ギャツォ[ダライラマ14セイテンジンギャツォ][H.H.the Dalai Lama,Tenzin Gyatso]
1935年、チベット東北部アムド地方に生まれる。2歳のとき転生活仏ダライ・ラマ14世と認められる。1949年の中国のチベット侵略に伴い、15歳で政治・宗教両面の国家最高指導者となる。1959年に亡命。インドのダラムサラに亡命政権を樹立。チベット問題の平和的解決を訴えつづけ、1989年にノーベル平和賞受賞
マリア・リンチェン[マリアリンチェン]
日本名、鴨居真理。高知県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。一級建築士。1985年よりダラムサラ在住。チベット亡命政府の依頼で伝統文化継承の拠点となるべきノルブリンカ・インスティテュートの設計・建築に携わり、同時にゲシェ・ソナム・リンチェン師に師事、仏教を学ぶ。ダライ・ラマ法王をはじめとするチベット高僧の講義や講演の通訳を務め、2000年の法王来日時も通訳を担当する
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