出版社内容情報
2000年春の来日を機に東京・静岡・京都で行われた珠玉の講演の集大成。日本人に向けた初の本格的仏教講義,自然との共生を説いた講演をはじめ,訳者の感動的な同行記も収録。
内容説明
2000年春、出会う人すべてに忘れがたい感動を呼び起こした法王来日の全軌跡。日本人へ向けた熱くやさしきメッセージ。
目次
智慧と慈悲―仏教の最も大切な二つの教え(宗教について;仏教とはどのようなものか;苦しみについて ほか)
自然との共生を求めて
環境と人間―新しい生き方を求めて
人間の幸福について
著者等紹介
マリア・リンチェン[マリアリンチェン]
日本名は鴨居真理。高知県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。一級建築士。1985年よりダラムサラ在住。チベット亡命政府の依頼で伝統文化継承の拠点となるべきノルブリンカ・インスティテュートの設計・建築に携わり、同時にゲシェ・ソナム・リンチェン師に師事、仏教を学ぶ。ダライ・ラマ法王をはじめとするチベット高僧の講義や講演の通訳を務め、今回の法王来日でも通訳を担当する。三児の母としても奮闘中
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