チベット密教の祖 パドマサンバヴァの生涯

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393132791
  • NDC分類 180.9
  • Cコード C0015

出版社内容情報

チベット密教の祖として,宗派を問わず広くチベット民衆から尊崇されているインドの大密教行者の生涯。在家行者の修行法や布教の実態が神秘的・象徴的に描き出されている。

内容説明

グル・リンポチェ(高貴なる師)として今なおチベット民衆が尊崇してやまない伝説の大密教行者。その不可思議な誕生から結婚、出家、修行、悟り、布教、火刑、調伏など、神秘と奇跡に満ちた波瀾の生涯を伝える書。

目次

第1章 不可思議な出生
第2章 青年時代
第3章 出家と修行
第4章 仏弟子アーナンダ
第5章 密教修行の深化と調伏
第6章 布教活動
第7章 埋蔵経典
第8章 チベットへの旅

著者等紹介

エヴァンス・ヴェンツ,W.Y.[EvansWentz,Walter Y.]
アメリカ生まれ。1907年、イギリスのオックスフォード大学に入学し、社会人類学を専攻。卒業後、インドに渡り、カルカッタでインド研究家ジョン・ウッドロフェからタントラの教えを学ぶ。その後、5年以上にわたりスリランカやヒマラヤを遍歴。その間にさまざまなチベット仏教系寺院を訪ね、チベット密教教義を学ぶ。イギリスに帰ってからはオックスフォードのジーザス・カレッジで東洋宗教を講じる。その後、アメリカに帰国し没す。主著に「The Tibetan Book of the Dead」(「チベット死者の書」)、「Tibet’s Great Yog¨i Milarepa」(「チベットの偉大なるヨギーミラレパ」)、「Tibetan Yoga and Secret Doctrines」などがある

鈴木智子[スズキサトコ]
1958年、福井県生まれ。神戸女学院大学文学部(英文学科)卒。銀行、外資系会社勤務の後、’95年のインド・ネパール旅行を機にチベット仏教を学びはじめる。’96~97年にかけてダラムサラでダライ・ラマの説法などを聴く
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感想・レビュー

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あろー

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チベット密教に触れたことのある方なら一度は耳にしたことがあるパドマサンバヴァ(グル・リンポチェ)。グル・リンポチェの伝記は、彼の愛弟子であるカンドォー・イェシェーツォギャルによって編纂され、『ペマカタン』として親しまれている。本書の原典は、『チベット死者の書』と同じく埋蔵書の一つであり、パドマの手で書かれて隠され、テルトゥンによって発掘されたとされる。 平易な文章で書かれており、誰でも読みやすいが、その内容は深淵であり、チベット密教のエッセンスが凝縮されている。ここまで心を揺さぶられた書は初めてであった2019/12/20

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