仏像学入門―ほとけたちのルーツを探る (増補版)

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  • サイズ B6判/ページ数 361,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393119068
  • NDC分類 186.8
  • Cコード C0015

出版社内容情報

仏教の母国インドでどのようにして仏像が誕生し発展したかを、多数の図版を用いて明快に解説した、仏像理解の原典ともいえる書物。

内容説明

仏像はどのようにして誕生し、発展し、アジア各地に伝播したか。仏陀像をはじめ、弥勒や観音、阿修羅像などをとおして、その謎に迫る。増補版では「ほとけたちの誕生―異宗教(カミ)の受容と展開」を追加。

目次

第1章 仏像の誕生
第2章 大乗仏教美術の源流―ガンダーラ
第3章 梵天と帝釈天
第4章 弥勒信仰とその造形
第5章 観音菩薩の展開
第6章 変化観音の源流
第7章 四天王と毘沙門天
第8章 兜跋毘沙門天の成立
第9章 八部衆の源流
第10章 アジアの阿修羅
付論 ほとけたちの誕生―異宗教(カミ)の受容と展開

著者等紹介

宮治昭[ミヤジアキラ]
1945年、静岡県沼津市生まれ。1968年、名古屋大学文学部(美学美術史)卒業。1972年、同大学大学院博士課程(印度哲学)中退。弘前大学助教授、名古屋大学教授、静岡県立美術館館長、龍谷大学教授、龍谷ミュージアム館長を経て、名古屋大学名誉教授。1969年よりインド、パキスタン、アフガニスタン、中国の仏教美術の調査を続ける。専門は仏教美術史。文学博士。国華特別賞、中日文化賞、中村元東方学術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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umeko

11
仏教はもともと釈迦の像さえなく、そこから仏像が誕生し、多くのほとけたちを生み出し、各地へ伝播していく。その仏像世界のスタート地点に立つと、仏教の寛容性によって各地域の信仰と思想、芸術、文化などを吸収し発展したことを知ることができた。2015/05/19

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