内容説明
従来の『成唯識論』『大乗起信論』的な解釈を俳し、“三性説”=認識論の正確な理解を通して、初期瑜伽行派の思想の真の宗教的意味を解明する。
目次
応知勝相品第二(相章第一;差別章第二;分別章第三;顕了意依章第四)
学果寂滅勝相品第九
智差別勝相品第十
著者等紹介
上田義文[ウエダヨシフミ]
1904年、岡山県に生まれる。1933年、東京大学文学部印度哲学梵文学科卒業。1948年、文学博士。名古屋大学教授。1968年、名古屋大学名誉教授。同大学定年退職。1972年、筑紫女学園短期大学学長。1986年、同大学退任。1993年4月逝去
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