摂大乗論講読 (新装)

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  • サイズ A5判/ページ数 307,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784393112199
  • NDC分類 183.94
  • Cコード C3015

内容説明

従来の『成唯識論』『大乗起信論』的な解釈を俳し、“三性説”=認識論の正確な理解を通して、初期瑜伽行派の思想の真の宗教的意味を解明する。

目次

応知勝相品第二(相章第一;差別章第二;分別章第三;顕了意依章第四)
学果寂滅勝相品第九
智差別勝相品第十

著者等紹介

上田義文[ウエダヨシフミ]
1904年、岡山県に生まれる。1933年、東京大学文学部印度哲学梵文学科卒業。1948年、文学博士。名古屋大学教授。1968年、名古屋大学名誉教授。同大学定年退職。1972年、筑紫女学園短期大学学長。1986年、同大学退任。1993年4月逝去
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZUKI

3
性、識、分別、真実、清浄、縁生等の事について細かく書かれておりました。分別の所で顚倒が煩悩の根本であるから分別が煩悩の根本の根本である。これを日常の出来事当てはめるとイジメであったり、執着、何かを得たいという原因。しかし何か境(分別性)という自身で作り出した壁が無くなれば悩みの原因そのものが無くなる。それを広げて行けば自身の性を磨き上げられると言えるでしょう。後は有と無という見方が以下に大切かを知ることが出来た良書である。2016/03/18

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