内容説明
ヒンドゥー寺院が、建築空間として何を表現しているのか、どのような意味を持った空間なのかを探った研究。インド人自身の手による豊富な文献資料を手がかりにヒンドゥー寺院を「読んで」いくことで、ヒンドゥー寺院の空間には、「マンダラ」、「プルシャ」、「宇宙軸」といった、インド文明の鍵となる重要なシンボルが複雑に重層していることを明らかにした。
目次
マンダラとしての寺院(建築書の理論;実測による検証)
寺院・村落・都市とマンダラ―入れ子構造の空間
プルシャとしての寺院
宇宙軸としての寺院
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- 和書
- 夜と朝のあいだの旅