出版社内容情報
9~12 世紀頃インドで活躍した,個性豊かな八十四人の成就者(密教的な悟りを得た者)たちの伝記の翻訳。当時のインド密教の実態を知るには最適の書。各成就者の白描画を付す。
内容説明
9~12世紀頃のインドで密教的悟り(シッディ)を得て、民衆の救済活動を繰り広げた個性豊かな行者たちの物語。八十四人の白描画も収録。
目次
師ルーイーパ
師リーラパ
師ヴィルーパ
師ドーンビーパ
師シャバリパ
師サラハパ
師カンカリパ
師ミーナパ
師ゴーラクシャ
師チャウラーンギ〔ほか〕
著者等紹介
ペマ・リンジン[Pema Rinzin]
1966年、インドのシムラ生まれ。2歳よりダラムサーラのチベット人学校で過ごす。13歳頃から仏画を学び、18歳で独立し、制作と後進の指導に当たる。1989年、米国のインディアナ大学やアリゾナ大学等でチベット仏画について講演する。1995年と1999年、ドイツで個展を開催。1996年より照光寺宗教文化研究所客員研究員として、宮坂宥明氏のもとで仏画制作に携わっている
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