この味もまたいつか恋しくなる

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この味もまたいつか恋しくなる

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784391164305
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

彼女との最後の朝食となったシーフードドリアと白ワイン/「王貞治のサインがある店はデザートが美味しい」と豪語する先輩/ジャンボモナカを食べながら「有名になりたかったな」と言った友人/冷えてチーズが固まったピザトーストを片手に、初めて見た母の涙……

ある料理を口にすると、どうしようもなく思い出してしまう
あの日、あの人を描く。

グルメじゃない僕にとって、恋しくなる味のお話。
                   

内容説明

ある料理を口にすると、どうしようもなく思い出してしまうあの日、あの人を描く。グルメじゃない僕にとって、恋しくなる味のお話。著名人のファン多数!大人気エッセイ連載、待望の書籍化。

目次

読まれたい日記 浅煎りコーヒー
〈会おうか?〉 アスター麺
「ミャア」 生姜焼き定食
「美味しい」と彼女は言った シーフードドリア
でたらめなおまじない ピザトースト
「どうだ?うまいだろう?」 父のチャーハン
雨、しばらく止まないみたいですよ ハイボール
きれいに騙して 風俗嬢のお弁当
ちょっと、上がっていかない? おにぎりと味噌汁
子どもと大人の家出事情 チョコレート
「信用金庫のカレンダーみたい」 冷たい唐揚げ
有名になってどうするの? チョコモナカジャンボ
フーテンのドゥ ガパオライス
「いや、お前は別だよ」 焼肉
全国まーまーな定食屋友の会 生姜焼き定食
「チョコミントみたい」 グラスホッパー
深夜の同志へ 牛丼
やり過ごすしかない時間 キーマカレー
八十三点と七十九点を彷徨う世界 シェフの気まぐれサラダ
「最後まで自分がついてます」 洋菓子『ハーバー』〔ほか〕

著者等紹介

燃え殻[モエガラ]
1973(昭和48)年、神奈川県横浜市生まれ。2017(平成29)年、『ボクたちはみんな大人になれなかった』で小説家デビュー。同作はNetflixで映画化、エッセイ集『すべて忘れてしまうから』はDisney+とテレビ東京でドラマ化され、映像化、舞台化が相次ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

164
人と人は近づいては離れていく。挨拶や気軽な情報交換だけ、そんな付き合い方もある。つながりは近くても遠くても変わることはない。不思議な心地よさがあるのなら。もう手の届かないところにいるけど、心のどこかに刻まれていて懐かしむこともあるし、もう会えないけど、読み返せばいつでも思い出せることもある。哀しみや切なさ、儚さが漂うのに爽快、そんな話が多く綴られている。毎日いろんなことが起こったり、いろんな食事をするけど、覚えているものはほんの少しで、平凡な日常は消えてしまうけど、そんな日々に実は色があるのかもしれない。2025/05/09

林檎

11
布団に入って夜な夜なちびちびと読んだ。燃え殻さんは人に対して懐が広いんだと思う。だから燃え殻さんを通すと多少残念な人でも皆愛すべき人になってしまうし、ちょっとした出来事からもエモさが生まれたりする。相変わらずゆるっと気持ちがほぐされるこの感じ…また読みたくなるんだよな。2025/06/02

ぺぷし

5
「有名になってどうするの?」の回は読んでいて泣きそうになった。燃え殻さんはゆるく、湿ったタッチのエッセイの数々の中に、こうしたちょっと温度の高い一編を放り込んでくる。2025/05/01

おはぎ

4
いつかの食べものと一緒にいた人の記憶。切なかったり、笑えたり、ちょっと色気があったり、、今作もとても癒された。「大人のフリがうまい人間と、なかなかうまくフリができない人間がいるだけだ」2025/05/16

Ninja

4
安定の燃え殻さんのエッセイ。『信用金庫のカレンダーみたい』、『母の涙』、『チョコモナカジャンボ』、『祖母の褒め上手』の話がよかったです。東京での生活に依存しつつ、しっかり軽蔑し、それでもなんとか生き抜けましょう!と、励まされてる気分になれます。一部、少し無理やり『食べ物』に寄せてる感や、オチが効きすぎているエピソードもありましたが、また次作も必ず読みたいです。2025/05/04

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