依存症の人が「変わる」接し方―彼らが見ている世界がわかる

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依存症の人が「変わる」接し方―彼らが見ている世界がわかる

  • 山下 悠毅【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784391163698
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C0077

出版社内容情報

「大人はなんでこんなにまずいものを!」
子どものころ、味見してみたお酒の味に、こう衝撃を受けた人も多いはずです。
しかし大人になるにつれ、「ひと口目のビールはたまらない」「仲間とワイワイ飲むのは楽しい」「ワインが好き」など、少しずつ感覚が変わってくる。そのうち、帰宅途中に購入し、一人でも飲むように──。
このように、最初は興味がなかったものが、徐々に生活の中心となる。そして、自分では制御できなくなる状態を「依存症」と呼びます。アルコールだけでなく、薬物、ギャンブル、痴漢行為といった、特定の物質や行為が、生活の最重要事項となってしまうのです。

依存症はその人の趣味嗜好や性質ではなく、れっきとした病気ですが、やっかいな点は、本人よりも先に周囲が気づき、心配し始めることです。本人は自分が依存していることに気づかず、何度も「もう大丈夫」「どうせしない」と言っては問題を先送りにします。
依存症の克服には、精神科医を始めとした専門機関の力が必要ですが、患者の周囲の人が依存症の本質を捉え、彼らが「見ている世界」を理解し、本人が治療に向かうようつきあい方を変えることも重要です。

また、患者の周囲の人が、患者をただ責めるのではなく、自分の人生を大切にすることも、患者を依存から遠ざける手立ての1つでもあります。

本書は、これまで7000件以上の症例を手掛けてきた依存症専門医による「薬だけに頼らない精神科医療」の具体的な方法と、患者本人と周囲の人たちに向けての幸せの創り方を紹介する内容となっています。

内容説明

当事者ではなく、寄りそう側の人間が「幸せ」になることが目的。投薬に頼らずに確実な成果を出している医師が伝える、依存症との向き合い方。

目次

第1章 依存と依存症の違い―脳科学の視点から見た依存症(「好き」と「依存」の違いとは;物質依存症と快楽物質について―脳科学における依存となる理由(1) ほか)
第2章 ストレス解消の罠―心理学の視点から見た依存症(「ストレス解消のため」という考え方は自己予言になってしまう;初めはまずかったはずのお酒を飲む目的はただ一つ。○○を得るため ほか)
第3章 依存症の種類とは(依存症の種類;物質への依存 ほか)
第4章 依存症になると…事例を紹介(薬物・アルコール依存症の症例;対応例 ほか)
第5章 依存症の人との幸せの創り方(問題行動で満たそうとしていた感情はどうすればいいのか;4つの感情を増大させる方法 ほか)

著者等紹介

山下悠毅[ヤマシタユウキ]
ライフサポートクリニック院長。精神科専門医・精神保健指導医・日本外来精神医療学会理事。1977年生まれ、帝京大学医学部卒業。2019年12月、ライフサポートクリニック(東京都豊島区)を開設。「お薬だけに頼らない精神科医療」をモットーに、専門医による集団カウンセリングや極真空手を用いた運動療法などを実施している。大学時代より始めた極真空手では全日本選手権に7回出場。2007年に開催された北米選手権では日本代表として出場し優勝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aisapia

13
依存症の人とどう接するかという本は珍しい気がして読んでみた。依存症とは実生活に何か支障が出ていれば釣りでも依存症となり得る。依存と好きの違いは妥協してでも手に入れようとするかどうか。アルコール依存症の人の死因で多いのは餓死。根本まで辿ると安心、つながり、挑戦、特別という感情欲しさに依存行動をしてしまう。依存症をサポートするには確認、念押し、蒸し返しは禁物。こちらの心のゆとりがかなり重要なんだなと思った。役立つ1冊だと思う。2024/12/22

カッパ

8
〇〇というものに頼りすぎてしまう理由は4つの感情のどれかが欲しいから。尊重特別、安心安定、特別つながり、変化挑戦のどれかというもの。なんの感情がほしくてこれをしてるんだろう?という視点は大切だと思った。1行日記やルールつくりなどもやることとしてみえやすいし良かった2025/03/08

kitten

7
図書館本。アルコールや薬物のような物質依存。ギャンブルや盗撮のような行為依存について、すごくわかりやすく解説してくれている。特にやっかいなのはギャンブルで、どうしようもなくなって破綻するまで続けるしかないんじゃないの?某通訳のように。してはいけないことをするのが快感、というのが行為依存の本質。これ、不倫にも当てはまるよなあ。依存症は病気なので、治療が必要。責めてるだけでは何も解決しない。2025/01/28

Go Extreme

2
依存症の理解: 依存症の定義とそのメカニズム 依存症が脳に与える影響 依存症の種類: アルコール・ギャンブル・薬物依存症 各依存症の特徴と症状 依存症の心理的側面: 依存症患者・心理的な葛藤 やめたいとやりたいの対立 治療と支援の方法: 依存症治療のアプローチーカウンセリング、グループ療法 家族や友人の支援方法 コミュニケーションの重要性: 依存症患者との接し方 効果的なコミュニケーション技術 社会的な視点: 社会の理解と偏見 依存症患者が直面する社会的な課題 依存症=意志の弱さ<脳の機能に深く関わる病気2025/01/07

チバ

1
会報で紹介している人の言葉が印象的で読んでみた。依存症の方の身近にいる人向けの本という事で改めてそのようになった場合離れるのではなく支えることが大切なんだろうなと思った。そして対応としては否定せずに先ず受けとめると。正すというとハードルが高いがその状況を受け入れるということであれば出来るのではないかという印象を受けた。人間は何かの依存症であるという事を改めて考えなるべくそのように陥りたくないなと思った。いつでも自分のことは自分でコントロール出来るようでありたい。2025/03/17

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