出版社内容情報
汁飯香(しる・めし・こう)=汁もの・ごはんもの・お漬けもの。
がんばって毎日おかずをたくさん作らなくても、汁飯香があれば、
食卓はこんなに豊かに!
温かいみそ汁に炊きたてのごはん、それにお漬けものがあれば、
それだけでホッとする……私たち日本人の食事の根幹にあるのが、
「汁」「飯」「香」です。
「汁飯香が揃っていれば、毎日の食事はもちろん、
人を招いたときだって、じゅうぶん立派なおもてなしになります」
そう語るのは、長野で暮らし、長年にわたって郷土料理や信州の行事食を
研究している料理研究家の横山タカ子さん。
パパッとすませたいお昼ごはんには気軽なのっけごはん、
昨夜は食べ過ぎてしまったなという日の朝ごはんにはシンプルなみそ汁と
ごはん、梅干しさえあればいい。
特別な日には、季節感を盛り込んだ華やかなおすしを。
寒い日は鍋仕立てにすれば、汁ものが食卓の主役になる。
そのほか、日々の晩酌の〆や、大勢の人が集まるときにも──
さまざまなシーンで、汁飯香は活躍します。
肉や魚を使った食べごたえのある炊き込みごはんには、
シンプルな野菜のみそ汁を合わせる。
逆に、汁ものを具だくさんにしたら、ごはんはあっさりした混ぜごはんに。
それぞれに気軽な即席漬けや一夜漬けを添えれば、たんぱく質も
野菜もしっかりとれる。そんな横山流「汁が主役の献立」
「ごはんが主役の献立」もご紹介します。
“漬けものの第一人者”として知られる著者ならではの、漬けものを
アレンジした料理アイデアもご紹介。
汁ものとごはん、お漬けものだけでこんなに満足感のある豊かな
食事になるんだ! ときっと驚くはず。おいしく健康的な
「横山タカ子の汁飯香」をぜひお試しください。
内容説明
毎日の食卓は、がんばらなくても整います。「汁飯香」とは汁もの、ごはん、お漬けもの。これだけで、手間いらずの満足献立ができました。
目次
第1章 毎日の汁もの(汁が主役の献立―1;汁が主役の献立―2;具だくさんみそ汁;具だくさんすまし汁;主役になる鍋仕立ての汁もの)
第2章 毎日のごはんもの(ごはんが主役の献立―1;ごはんが主役の献立―2;ごはんが主役の献立―3;混ぜごはん;炊き込みごはんとおこわ;気軽なのっけごはん;季節のおすし)
第3章 毎日のお漬けもの(即席漬け;一夜漬け)
著者等紹介
横山タカ子[ヨコヤマタカコ]
料理研究家。長野県大町市に生まれ、長く長野市で暮らす。信州の食の豊かさに着目し、気候を生かした伝統食品や郷土料理を研究。その中に健康長寿の知恵があることを知り、家庭料理としてアレンジしたレシピを広く紹介している。長野県内外で「食と健康」をテーマに講演を行い、NHK「きょうの料理」講師としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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