出版社内容情報
80年代アイドル曲の作詞家からエッセイストへ、転身のわけは、
難病(若年発症型両側性感音難聴)の進行でした。
そして、人工内耳を入れた今
66歳にして、音とともに新たな人生を始めました。
それも、古い小屋を夫婦でセルフリノベーションして
自分に素直に、自由な気持ちで。
まさに、家も人生もリノベーション!
“Mother Lake(母なる湖)”と呼ばれる琵琶湖の自然に抱かれながら
ご主人と猫、最近仲間入りした仔犬との生活。
人工内耳によって少しずつ音を感じ、受け取り、
人とのつながりは筆談から対話へ……。
家族も自身も進化していく中で自分の心をいっそう開放し、
清々しさが染み入る著者の言葉は、
これから先の人生を愉しむヒントになるはずです。
「換骨奪胎、スケルトンからの再構築!」と著者は言います。
そして、「65歳から前期高齢者、社会的には老人枠に入ります。
でもモノを減らして、ダウンサイシングしていく終活はイヤ。
人生100年時代、65歳は人生をリノベーションするとき。
”リノベーション世代”と言っていいかな。
あなたも、人生をリノベーションしませんか?」
内容説明
65歳以上は“リノベーション世代”。66歳、私は、家と人生をセルフリノベーションしました。終活でモノを捨てるのではなくて、換骨奪胎、スケルトンからの再構築に!カッコよく、新しい人生のための再構築。
目次
1 60代は、好きなものと素のままで(鹿が棲む水辺へ;鹿の声が私のトロフィー ほか)
2 季節は流れる水とともに(琵琶湖の小さな物語;春は風とともにやってくる ほか)
3 好きな場所、好きな家を自分たちの手で、もっと好きに(日本の湖水地方を探して;ビンテージの小屋にときめく1 ほか)
4 元気と愉しみをくれるのは、猫と夫と母と(私と猫と虹と;ロッタちゃんのショーケース ほか)
著者等紹介
麻生圭子[アソウケイコ]
1957年生まれ、東京育ち。80年代、作詞家として、浅香唯や吉川晃司などの人気アイドルのヒット曲を多数手がけるも、聴力が衰える病気「若年発症型両側性感音難聴」が深刻化し、エッセイストに転身。96年、結婚を機に京都に移り住み、1年間のロンドン生活を経て、2016年より琵琶湖畔に暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さくら咲く
ykshzk(虎猫図案房)
uminoko
松本ぼんぼん
とと220