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出版社内容情報
記憶──それは人の生の記録。記憶の一族の少女ララは
死を迎えた人間のもとへ向かい、
生前の記憶を集めることを生業としていた。
多彩な生の歩み。多様な生の結末。
同じものは一つとしてなく、それぞれの人生がある。
ララは人という存在に興味を抱くも記憶の一族の歌い手で姉のアリデラに
『人に直接関わってはならない』という
一族の掟を守るよう諭される。
──どうして人と関わってはいけないの?
興味から生まれた素朴な疑問。
その疑問はやがて少女の生き方を変えていく。
これは一人の少女が紡ぐ
記憶と歌の物語──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
半熟タマゴ@コミック
4
人間の生前の記憶を集める“記憶の一族”の少女ララ。人に直接関わってはいけないという一族の掟に疑問を持ちながら死にゆく人間や同業者の死神など様々な出会いをしていく。特に、死神の少女と婦人の物語が切なくも美しく印象的でした。本編ラストが気になる終わり方をしてたので、早く続きが読みたいですね。2023/08/05
たけのこ
1
主人公ララの仕事は、死にゆく人の人生を記憶すること。なにを隠そうララとその周りの人は「死神」の血族なのです。かわいらしいキャラクターが、人の死と向きあうお話なので涙腺を刺激する流れも満載です。2023/05/17