PASH!ブックス<br> スープの森―動物と会話するオリビアと元傭兵アーサーの物語

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スープの森―動物と会話するオリビアと元傭兵アーサーの物語

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  • サイズ 46判/ページ数 306p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784391159370
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

■あらすじ
ある時は動物、ある時は人間。
オリビアの店には今日も、
心に何かを抱えた誰かがやってくる。

街から離れた森のほとりでスープ店を営むオリビアには、誰にも言えない秘密がある。人や動物の心の声が聞こえるのだ。そのせいで家 族から疎まれ、五歳で修道院に送られるところを養祖父母に拾われ、この店に辿り着いた。

それから二十年、オリビアは周囲の人間に心を閉ざして生きてきた。しかし、ある雨の朝にびしょ濡れでやってきた元傭兵のアーサー はそんな彼女に何かを感じて......!?「スープの森」に訪れる、様々な出会いと別れの物語。
 
森の恵み、動物たち、そして人間──
出会い、ともに食べ、別れ、生きていく。

[登場人物]
<オリビア>
貴族の家に生まれたが、動物の心が分かることを
家族に気味悪がられ、五歳で修道院に送られる。
養父母であるジェンキンズ夫妻が亡くなった後は
『スープの森』を一人で切り盛りして暮らしている。
「人間は向いていない。動物に生まれたかった」と願い
今も周囲の人間に心を開けずにいる。

<アーサー>
貧しい暮らしの中で両親と妹を流行病で亡くし
十四歳で傭兵となる。必死に戦い生き抜くうちに
界隈では名の知れた存在となるが、二十八歳のある朝
「もう、これ以上は無理だ」と突如傭兵を辞め、
あてもなく歩くうちに「スープの森」にたどり着く。

内容説明

街から離れた街道沿いでスープ店を営むオリビアには、誰にも言えない秘密がある。人や動物の心の声が聞こえるのだ。そのせいで家族から疎まれ、五歳で修道院に送られるところを養祖父母に拾われ、この店に辿り着いた。それから二十年、オリビアは周囲の人間に心を閉ざして生きてきた。しかし、ある雨の朝にびしょ濡れでやってきた元傭兵のアーサーはそんな彼女に何かを感じて…!?「スープの森」に訪れる、様々な出会いと別れの物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

41
守雨さん、二番煎じをされないのがいい。今回は人の心のうちが読めるという厄介な生まれつき。他者の心の内が読めるのも、相手の人も読まれていると気付くのも嫌ですよね。動物だけが優しい・・と5歳の子が親元から逃げ出すやなんて!。拾って育ててくれた老夫婦亡きあとツガイを見つけます。さてさて、昨日はiPadでkindle本が読めずクサッテましたらパソコンで読んだら?と。飛び上がって喜んだのですがパソコンで読んでいたのは2017年まで。その間にkindleが使えなくなっていてその対処に朝から寝るまで読み友さんの時間を 2024/01/05

よっち

31
誰にも言えない秘密を抱えるオリビアが営む街から離れた森のほとりのスープ店。ある時は動物、ある時は人間。彼女の店に心に何かを抱えた誰かがやってくるファンタジー。家族から疎まれて養祖父母に育てられたオリビアと、ある雨の朝にびしょ濡れでやってきた元傭兵アーサーの出会い。そして相手の大切なことや想いに配慮するような、優しさを少しずつ積み重ねる二人の関係。たびたび難しい状況にも直面しましたけど、見守ってきた人たちにも助けられて、ようやく自分らしくいられる大切な関係を見つけた二人の物語をまた読んでみたいと思いました。2023/05/01

26
XのコミックCMから小説投稿サイトに飛んで読了。どうぶつと会話ができる少女と傭兵生活に疲れ傷ついた男が、森の中の小さなレストランで互いの心を癒し護り愛し合う物語。設定こそメルヘンではあるが、現実社会でも十分通用する物語世界だと思う。うまくいかない事の方が多い現実社会だけど、人を思う心をたくさんの人たちが持てたならみんな優しい社会で暮らせるのに、と思わずにはいられない読後感だった。2023/12/28

わたー

23
★★★★★やっぱり守雨先生の作品、好きだなあ。動物の心が読めるという異能を持つ主人公オリビアが営む、街道にポツンと1軒佇む飲食店「スープの森」。そこに長年の傭兵稼業から足を洗ったアーサーが訪れることから始まるファンタジー作品。彼女の人生のうちの1番のターニングポイントとなった出来事を切り取ったような物語で、彼女への寄り添い方が実に素敵な作品だった。生家を追われた過去のせいで人間に対して期待をしていない彼女が、これまで出会った誰とも違うアーサーとの、何気ないやりとりによって次第に心を開いていくのも、2023/05/01

サキイカスルメ

16
いやぁ、やっぱり守雨さん作品最高に好き。今回は街から離れた場所で静かな世界を自ら望み生きる女性オリビアがヒロインでした。人と交流したがらない彼女が、無意識に特別な存在として扱う元傭兵のアーサーがお相手ですね。それぞれの視点で物語が進んでいくので2人ともが主人公という感じ。おじいさんとおばあさんがいなくなってから孤独だと思っていたオリビアにも見守ってくれていた存在はいて、それに気づけたのはアーサーと出会ったからというのが温かい世界で好き。イラストも雰囲気に合っていて素晴らしかったです。2023/05/03

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