ＰＡＳＨ！コミックス 果ての星通信 〈５〉

メノタ

主婦と生活社（2021/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 192p／高さ 19cm
• 商品コード 9784391155525
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

出版社内容情報

泥棒の胃袋（ヨルワンガ）から、自身の心臓の奪還に成功したマルコ。
無事作戦が終わったかに思えたその時、この宇宙を作り出した存在「上の人」が現れ、マルコは新たな苦難に見舞われる。
しかし、彼はそれさえも乗り越えようとする。すべては地球で待つ「あの人」のために……。

地球人青年と異星人たちとの交流ファンタジー、完結！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[りらこ]

あゝこの世界、読み終わってしまった。なんということだ。寂しすぎる。突然宇宙に連れて行かれ、地球での日常を奪われたマルコ。任期が無事？終わって帰還。ハッピーエンドの最良形を見せてもらった。恋人はきっとあの人。顔が描かれなくてもわかるよ。なんという良い作品だろう。愛に溢れた、なんていうと多分誤解を招きそうだけど、生きるものへの想いに溢れた語りの部分は感動だ。読んでいない方には、全5巻で完結するし、良い作品なのでオススメ。

2021/06/04

[みやしん]

センスオブワンダー。理不尽だけど優しい宇宙の物語大団円。意図的に短くした結末だったのだろうけど、本音はもうちょっとじっくり見たかった。これがなろう作品だったら、主人公に詰められた神様(上の人)はいとも容易く慌てふためくザマァ展開になるだろうが、超然とした存在って実際はこんなもん。それでもビッグバン寸前のゆらぎ程度にはなれたかな。伏線の貼りめぐらせ方も素晴らしい。

2022/02/15

[Hal]

「俺はというと　応援する気持ちが半分　もう半分は…　正直彼らが羨ましい」(88)　こういう、終わったあとも登場人物達の生活が続いていくのがあれこれと自然に想像できる作品は良いですね。今の子供達も「きっとこんな宇宙人がいるはず」と自由帳に落書きしたりするのだろうか。

2021/05/14

[碧海いお]

完結。普段、SFの漫画を読まないのか不思議な話でした。独特の世界観で読んでいてわくわくした漫画でした。

2023/12/07

[よしかず]

この本を読むとSFを感じる。華不魅さんのGLAMOROUS　GOSHIPPUも同様。　紆余曲折を経てようやく地球に帰るマルコ。しあわせな人生は自分でつかむものなんだよなぁ。完結してしまって淋しい。

2021/05/05