出版社内容情報
先人の知恵である「ことわざ」を、科学的根拠から検証。人間の行動原理を踏まえた、よりよい人生を送る道しるべとして解説する。
内容説明
明治大学の人気教授が34人の先人の知恵を科学的に解説。ことわざこそがあなたを救う。
目次
壱之巻(笑う門には福来る―教育やプレゼンはユーモアによって信頼度が上がる‐アリゾナ州立大学クーパーらの研究;情けは人の為ならず―「一日一善」ならぬ「一週一日五善」を心がけることで幸福度は上昇する‐カリフォルニア大学リウボミルスキーらの研究 ほか)
弐之巻(急がば回れ―報酬を得ようとすると気が急いてエラーをしやすくなる‐北海道大学村田明日香の研究;立っているものは親でも使え―立ったままの人のほうが、座ったままの人よりも34%も早く決断している‐ミズーリ大学プルードーンらの研究 ほか)
参之巻(知らぬが仏―恋人や家族とSNSでつながることは控えたほうがいい‐カナダ・ゲルフ大学ミューズらの研究;井の中の蛙大海を知らず―能力が低い人ほど自分を過大評価してしまう‐コーネル大学ダニングとクルーガーの研究 ほか)
肆之巻(君子危うきに近寄らず―否定的な人と過ごす時間が長いほど、同じような考えをするようになる‐ハワイ大学ハットフィールドらの研究;病は気から―人はときに自ら病気になる‐心理学者アルフレッド・アドラーの言葉 ほか)
あのことわざは、科学的には「?」だった!―疑之巻(早起きは三文の徳―無理をして早起きをするとストレスが増加する‐ウエストミンスター大学クロウらの研究;三つ子の魂百まで―人間は生活の中で自由にモードを変えることで、行動や性格を変えて生きている‐立命館大学・サトウタツヤと帯広畜産大学・渡邊芳之の理論 ほか)
著者等紹介
堀田秀吾[ホッタシュウゴ]
熊本県生まれ。明治大学法学部教授。言語学博士。シカゴ大学博士課程修了。ヨーク大学修士課程修了・博士課程単位取得退学。言語とコミュニケーションをテーマに、言語学、法学、社会心理学、脳科学など、さまざまな学問分野を融合したアプローチで研究をおこなっている。マーベリック法律事務所顧問。芸能プロダクションの取締役や、テレビのコメンテーターも務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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