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内容説明
日々のこと。仕事のこと。そして、生きること。輝き続ける名女優が綴る、どんな時も、豊かに、いい加減に人生を全うする「自分らしい」生き方。
目次
「歳をとる」のは誰もが初めて。―まえがきにかえて
1章 日々のこと。暮らしのこと。
2章 山のこと。自然のこと。
3章 芝居のこと。仕事のこと。
4章 歳をとること。生きること。
小さなところで、幸せに、楽しく。―あとがきにかえて
著者等紹介
八千草薫[ヤチグサカオル]
女優。大阪府生まれ。1947年、宝塚歌劇団入団。1951年に『宝塚夫人』で映画デビューして以降、映画、テレビドラマ、舞台などで活躍。1997年、紫綬褒章、2003年に旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
machi☺︎︎゛
140
八千草薫さんの米寿を記念しての1冊。残念ながらもうお亡くなりになってしまったけど、とても好きな女優さんの1人だった。あんな風に歳を重ねられたらいいな。八千草薫さんの醸し出すあの雰囲気の裏にはこんな生活があったのね。と納得の1冊だった。まあまあふうふう、馬馬虎虎。中国の故事成語でいい加減という意味らしい。2020/03/29
ゆきち
96
2019年10月にお亡くなりになった八千草さん。この本はあの柔らかな物腰でガンを受けとめて書いた一冊なのかと八千草さんを感じることができる一冊でした。『まあまあふうふう。』このタイトルも馬馬虎虎。中国の古事成語で「いい加減」「なおざり」という意味。八千草さんはこの言葉が好きで、「ちょうど良い加減」と解釈して大切にしていたと。私もずっといい加減に生きていたと思ってきました。でも、八千草さんの生き方をみて、そりゃあまだまだだなっ!私もこれからだ!と優しいパワーを頂きました。あの笑顔にも出会えた素敵な一冊です。2020/01/30
keroppi
69
昨年亡くなられて、その頃に図書館に予約を入れていた。晩年の穏やかな暮らしぶりが伝わってくる。その日その日を一日一日、瞬間瞬間を大事に過ごしたい、そんな思いに自分もなれたらいいな。2020/07/14
booklight
35
馬馬虎虎という言葉を知ったのは開高健の著作で、割と不穏な時代を背景に「まあまあふうふう」という響きのいい便利な言葉がある、というニュアンスだった。それがひらがなで本のタイトルになり「いい加減」という意味で使われるのも、今の時代らしいなと感じる。表紙の通り、晩年の穏やかな暮らしをつづった内容で読んでいて気持ちがいい。芸能界音痴なので八千草薫がどんな方を知らず、人生の先輩の言葉として色々と感心してしまう。『断捨離という言葉が苦手なんです』というのも素敵。ビジネス書ばかり読んでいたので不思議な読後感が残った。2020/07/11
かおる
22
品があり素敵な方だなぁとしみじみ。こんな風に歳を取れたらいいですね。2020/09/28
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