出版社内容情報
渡印歴30数年の流水先生の最新作は、完全描き下ろしエッセイコミック。
?漫画家になって35年、もっとも苦労し、そしてお金がかかった1冊です?
前著『流水りんこのアーユルヴェーダはすごいぞ?!』にて少し触れられたインド占星術。「あまりにもあたりすぎる」として世界中で知られていますが、同時にその奥深さから理解できるのは限られた人だけ。
そこで流水先生が実際にインドに乗り込み、4000年の叡智の結晶である占星術を理解するべく挑んだ1冊です。
インド占星術の驚異の命中率の謎、インド占星術が科学である理由に迫り、そして!
インド占星術界のリビングレジェンド、KNラオ先生との奇跡の遭遇!
私たちがどんな道を歩み、どんな選択をするかは、すべて理由があるのです。
実際、この1冊もそんな「カルマ」から生まれました。
流水先生と一緒に、あまりに奥が深いインド占星術の世界をのぞいてみましょう。
自らの半生を振り返り、そしてこれからの歩み道に思いを馳せるきっかけとなる1冊です。
流水 りんこ[ナガミ リンコ]
著・文・その他
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kazitu
39
インドでは、占星術は科学として国の大学や機関で研究され教育されている学問です。 金儲けとは違う学問。だから、当たるんですね、インドの人は合理的に物事を考えることができて、尊敬。人によりけりでしょうけど😁2024/09/13
みーなんきー
20
インドで占星術というのは、哲学思想から生まれた学問である。アーユルヴェーダは生命の科学であり、占星術は時間の科学。それは、宇宙の一部である人間を読み解く科学であり、生まれた時に受けたカルマの影響を考え、その人の人生、健康、運命を読み解くことができる。リンコさんは今回渡印し、占星術のバーラティヤ・ヴィディヤー・バヴァン校のラオ先生に会いその力に圧倒された。この本の読後も占星術の事はよく理解できないが、実在する未知の学問があり、国籍年齢に関係なく、学ぶ価値のある、とてつもなく壮大な世界がある事はわかった。2020/07/27
kenitirokikuti
10
前著「流水りんこのアーユルヴェーダはすごいぞ〜」の2年後の続編である。今度は夫のサッシーさんとともに治療院を再訪。ついでに現代インドの占星術についてレポートである。インド占星術はジョーティシャという(サンスクリット語。(暗闇の中に灯る)光、と意。ヒンディ語ではジョーティシュ)。近代的な学問として体系化したのはBVラマーンとKNラオ。インドの公的機関でこのインド占星術を学習可能らしい。うーむ、数学史や天文学でインドのこの辺の話が出ることあるが、現代どうなのかって知識はまるでなかった!日本では清水俊介氏が研究2018/09/16
at@n
4
インドでは結婚の時の占いが非常に重要視されてカーストよりも妨げになる場合が多いとか、その占いには正確な生年月日が必要なのに正確な生年月日がわかる人ばかりではないとか、政治と占いの関係とか興味がわくエピソードが多い。占いは学問であり、金儲けの手段にしてはならないというのも、占いと社会の関係を見る上で重要だと思った。 /kindle unlimited2023/04/23
ぷー
3
すごい、占星術のことが浅く、本当に浅いんだけど、全体像が見えて、さらに興味を持った。自分の生まれた日時調べておこう。2023/03/14