出版社内容情報
王女イルミナには絶世と呼ぶほかない美しい妹リリアナがいた。妹偏愛の王宮にあって次期女王たらんとするが…。
内容説明
ヴェルムンド王国第一王女・イルミナ。国中の愛情は全て妹のリリアナに注がれてきたため、孤独の中で成長した。イルミナは自分が必要とされる居場所を掴み取るべく、国を繁栄に導く女王となることを目指す。理解者も増えて、全ては順調に進むと思われたが―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinta
3
ちょっと骨太でライトっぽく華やかで、無駄に痛々しくも涙多めのイベントで…でも文章がちょっと気持ち入り込み的な感じかな。ググると問題作っぽいのですが、イルミナの欠けた感覚には共感できるってのは著者の力量かもしれませんね。2023/01/19
あきら
1
電子書籍。……え?これで終わり?嘘でしょ?2017年発売で続きが出てないようだから、この1冊で完結するんだと思いきや、どーいうこと?タイトルの意味が最後にわかっただけじゃない?何を描きたかったの、この1冊で。努力をするひとが報われるということかな、って思ったら、バカ親の一言でどん底ですよ。これがリアルってこと?ファンタジーにそんなリアルは必要ないわ。もう、怒りです。子供のラクガキみたいな挿し絵にも怒り。こんなんに金払うって…5分クオリティとしか。2023/12/04