ＰＡＳＨ！ブックス ヒロインな妹、悪役令嬢な私〈２〉

佐藤 真登【著】

主婦と生活社（2016/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 353p／高さ 19cm
• 商品コード 9784391149371
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

私はクリスティーナ・ノワール。天才だ。

愛する我が大天使・妹のミシュリーとともに

誰もが振り返る美少女へと、めきめき成長している。

いずれはノワール家姉妹で社交界を席巻する予定だ。

そんな私だは、婚約者の第三王子シャルル・エドワルドに

少し……そうだな、うん、つまりその、恋ってやつをしてしまったみたいだ。

感情というのは真に御し難い。

だがそんな時、第一糞王子のエンド・エドワルドが現れ、

淑女の私に向かって剣での決闘を吹っかけてきたのだ。

天才である私の機転でなんとか王子を懲らしめたが、

唐突にして衝撃的なお父様からの宣告が、心に突き刺さる……。

愛する妹ミシュリーのため、私はとある決断を下した。

佐藤 真登［サトウ マト］

閏 月戈［ウルウ ゲッカ］

内容説明

私の名前はクリスティーナ・ノワール。天才だ。一歳で屋敷を自由に駆け回り、三歳で言葉を自在に操り、五歳で書斎の書物をことごとく読み尽くし、七歳で初めて参列した舞踏会で完璧な淑女として社交界をあっと言わせ、九歳で妹の自立を目の当たりにした。そんな私ももう十一歳になった。この先大天使な妹とあははうふふのめくるめく未来が待っていたはずだったのに！！暴走公爵令嬢ノンストップストーリー！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[宇宙猫]

★★★　全巻からまた２年とんじゃった。妹離れしたいという計画に疑問符は付くけど、恋心にあたふたしたり黒クリスになろうとするところが可愛い。

2018/11/23

[bulbul]

自称天才らしからぬ初恋テンパりに呆れつつも、新キャラ俺様殿下や寛大なシャルル、独占欲な妹、他愉快な仲間達が楽しかったです。と、クリス同様平和な日常に油断してたら危険な運命のレールが待ち受けてたのね！驚きました。クリスの覚悟に泣きそう。一方の妹達の反撃(?)の気合いがカッコ良かった！愛されてるなー。ゲーム開始が楽しみ！

2016/08/30

[さあささん]

悪役令嬢が悪役令嬢を目指す話でした。／姉妹愛から普通に恋愛へとシフトしたかに見せかけてすごい展開になりました。序盤の展開から普通の恋愛ものっぽくなっちゃったなーと思っていたところでガツンとやられました。後書きで三巻で完結とありましたが、もっと続いてと勿体なく感じるぐらい面白かったです。今後の展開が非常に気になります。／キャラとしては、クリス、ミシュリー、サファニアと最後に目的を定めた三人が最高でした。恋愛的な意味だと全員がそのままあるべき場所に収まりそうですが、どうなりますかね。

2016/08/28

[Abercrombie]

○　おかしいな。自分はシスコンな姉とヤンデレな妹のドタバタコメディの続きを読んでいたはずなのに…。どーしてこんなに泣ける（ TДT）。貴族社会の非情さから妹を守るため悪役令嬢の道を突き進むと決めた姉と、そんな運命から姉を取り戻すため全力で挑む妹、そして仲間たち。すでにハッピーエンドのフラグは立ってると信じたい！

2017/05/27

[菊地]

悪役令嬢ルートに突入してしまったが、これまでに主人公がやってきたことでハッピーエンドのフラグが立っていると信じたい。

2016/10/01