クズころがし

鈴木 拓【著】

主婦と生活社（2015/06発売）

• サイズ B6判／ページ数 207p／高さ 19cm
• 商品コード 9784391146806
• NDC分類 779.14
• Cコード C0076

出版社内容情報

炎上芸人、芸能界一のクズ芸人……等々、不名誉な数々の異名を持つ人気お笑いコンビ・ドランクドラゴンの鈴木拓さんが初めて綴った「どんなに嫌われても、そこそこの成功をつかめる」「厳しい社会をしたたかに生き抜ける」処世術！
　12年間誰にも相手にされなかった受難の時代をやり過ごし、日夜浴びせられる罵詈雑言やSNS炎上騒動にも涼しい顔で切り返しながら、生き馬の目を抜く芸能界で粘っこく、したたかに、半笑いで生き延びてきた“クズ”ドランク鈴木さんの仕事論、人生哲学を完全収録。
　学校や会社など不確実＆不安定な現代社会での人間関係や仕事、そして生き方に悩む若者たちにこそ読んで欲しい、稀代の嫌われ者が贈る「人に嫌われない」「人生をしくじらない」ための32のエッセンスです。

【著者紹介】
ドランクドラゴン

内容説明

どんなに嫌われても、そこそこの成功をつかめる３２の秘密。クズ、ゴミ、カス、クソ、ゲス…日夜浴びせられる罵詈雑言や炎上騒動に、涼しい顔で切り返し、したたかに生き抜いてきた稀代の“嫌われ者”が初めて明かす、人生を絶対にしくじらない“愛され”処世術。読んだら、あなたはこの男を愛さずにはいられなくなる！！

目次

１　認める勇気（才能がない者は「努力をするな」；夢にしがみつくのは「ただの屍」；自分自身を「１ミリも押し通さない」　ほか）
２　嫌われる覚悟（好感度で「メシは食えない」；ＳＮＳは「世間ではない」；炎上したら「ありがたく芋を焼く」　ほか）
３　生き残る技術（追い込まれるまで「何もしない」；投げるなら「誰も使わぬ目立つ餌」；困った時こそ「空気が読めないフリ」　ほか）

著者等紹介

鈴木拓［スズキタク］
１９７５年１２月７日、神奈川県生まれ。’９６年、お笑い養成所で知り合った塚地武雅とドランクドラゴンを結成し、ツッコミを担当。以降、人気お笑いコンビとしてラジオ、テレビ等で活躍。俳優として映画、ドラマにも出演する（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[らむり]

ドランクドラゴンの出来の悪い方、鈴木さん。結構、いい人ですね。面白かったです。

2015/07/22

[おかむら]

ドランクドラゴンの鈴木拓が処世訓を語る。去年だったかガキ使の24時間インタビュー(寝かせずに聞きつづける企画)の鈴木回が面白かったので本の方も読んでみた。まあまあ楽しいよ。そして塚っちゃんのことがますます好きになる！

2016/01/10

[gtn]

才能もないのに、努力のための努力をする人間や、過去にしがみ付き、そのプライドだけで生きている輩等、著者はそんな「馬鹿」を見破ることに長けている。長けているだけでなく、そんな奴等を嫌悪している。「クズ」と自称しているが、当然著者の処世術。著者にとってクズとは、身の程を知る賢人のことを指す。

2021/04/25

[テイネハイランド]

図書館本。オードリー若林さんの本を読んだ後に、お笑い芸人つながりで、ドランクドラゴン鈴木さんの本に興味をもったので借りてみた。自らの行動について語る点は若林さんに似ているが、文章のうまさの点では鈴木さんに軍配があがる。鈴木さんは普段本業のコントなどでは台本を書かないのに、面白かったり印象に残るエピソードを語るのがなかなかうまい。なかでも、P.54に書いてある撮影現場の話が一番笑えた。

2016/07/09

[0607xxx]

ちょっとした自己啓発本のような一冊。一発目から才能がない者は「努力をするな」と始まり、あとがきでやっぱり僕の言うことなんか聞かなくていいです。自分の好きなように生きてください。は著者らしい(笑)読みやすく、面白かった。

2015/06/02