出版社内容情報
中学受験本番までの長い期間、順風満帆の航海を続けられることはまれ。子どもたちは様々な試練の荒波に翻弄されます。成績が伸び悩む、急落する、不安にかられる、踏ん張りがきかなくなる……その状況を、小学生ひとりに負わせるのは酷。そんな時こそ、いつもそばにいる親の出番です。
本書は、中学受験における親の役割という視点から、「いかに精神的に安定した状態で受験に臨ませるか」「学習効率を上げて成績アップさせるために親は何をすべきか」を、具体的に解説します。著者は、開成中・高~東大と、一見、順調なエリート街道を通ってきたようでいて、一時は遊興に耽り、退学寸前の大事件を起こし、浪人、留年も経験しています。そんな中でも、いざとうときに好成績をたたき出す独自の学習法を創出。また、現在は塾経営者として、最前線で多くの生徒に触れると同時に、成功する親の関わり方、失敗する関わり方を見てきました。そんなリアルな実体験から得たノウハウだからこそ、真に役立つ、生きた情報なのです。
《本書の内容》
第1章:正しい「母親力」を発揮するための心構えとは
(1)「無関心」以上に問題な「過干渉」
(2)子どもを誰かと比べるのはNG
(3)「母親力」の理想形は適度な放任主義
(4)受験の目的を一緒に考える
(5)急所で発揮する絶妙な「父親力」
(6)よい精神状態で勉強させる
(7)一緒になって落ち込まない。
第2章:子どもの受験を成功させる「母親力」とは何か
5人の現役塾講師が語る体験談
第3章:子どもの理解力を飛躍的に高める「繁田式記憶術」のコツ
(1)伸び悩みの本質に気づく
(2)正しい理解度に導く
(3)覚え方を教える
(4)覚え方の工夫を促す
(5)クイズを楽しむ
(6)イメージを膨らませる
(7)集中力を育てる
第4章:短時間で得点力をアップさせる「繁田式勉強法」のコツ
(1)まちがいを管理する
(2)失点の原因を認識する
(3)悲しい失点を防ぐ
(4)覚えるまでやらせきる
(5)正しい復習法を教える
(6)スケジュールを管理する
(7)計画を修正する
(8)過去問に振り回されない
第5章:母親力は「基本調味料」、父親力は「スパイス」
開成番長・繁田の両親が語る繁田の中学受験
内容説明
開成、駒東、慶応、早稲田、渋幕…と合格者を続々輩出!!お母さんにしかできない小さな工夫で、勉強はもっと楽しくなります。
目次
第1章 正しい「母親力」を発揮するための心構えとは(「無関心」以上に問題な「過干渉」;子どもを誰かと比べるのはNG ほか)
第2章 子どもの受験を成功させる「母親力」とは何か(講師が自ら体験した「母親力」を語る;合格はいざというときの親のサポートのおかげ―講師Aさん(女性、25歳) ほか)
第3章 子どもの理解力を飛躍的に高める「繁田式記憶術」のコツ(伸び悩みの本質に気づく「母親力」;正しい理解度に導く「母親力」 ほか)
第4章 短時間で得点力をアップさせる「繁田式勉強法」のコツ(まちがいを管理する「母親力」;失点の原因を認識する「母親力」 ほか)
第5章 母親力は「基本調味料」、父親力は「スパイス」(開成番長・繁田の両親が語る繁田の中学受験)
著者等紹介
繁田和貴[ハンダカズタカ]
個別指導塾TESTEA塾長。1979年東京都江東区生まれ。開成中・高を経て、東京大学経済学部卒。小学生時代に有名進学塾SAPIXで3年連続1位を保ち続け、「10年に1人の逸材」としてTV取材を受ける。中学時代は独自の学習法を駆使して学年トップの成績をとる。高校進学後は麻雀漬けとなり、東大受験に失敗。徹底的に生活と勉強のスタイルを改善し、逆転合格を果たす。2006年に個別指導塾TESTEAを開校。生徒のモチベーションを高め、勉強法を次々改善していく高い指導力と人間的魅力で、生徒・保護者からの信頼は絶大である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とりぞう
mariko
海戸 波斗