MCI(認知症予備群)を知れば認知症にならない!

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MCI(認知症予備群)を知れば認知症にならない!

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784391145229
  • NDC分類 493.75
  • Cコード C0077

出版社内容情報

MCIとは、一言で言えば「認知症予備群」の状態のこと。
歳のせいとは言い難い、認知症の種が原因による、悪性の「もの忘れ」が現れ始めた状態が MCIです。
このMCIの時期が、このまま認知症に発展してしまうのか、それとも、一日も早く対応を開始して認知症から逃げ切るかの運命の分かれ道。
まだ思考力や判断力の衰えは見られないので、自分の力で「認知予備力」を鍛えれば、認知症にならないですむ確率が高まるのです。
本書は、NHK『あさイチ』で MCIを解説して注目された専門医が、認知症予備群400万人におくる MCI完全理解ガイドです!

第1章 ドキュメンタリー「MCI(認知症予備群=軽度認知障害)」
第2章 MCIとは何か?
第3章 MCIの誕生と歴史的経緯
第4章 記憶の3つの幕
第5章 あなたの「もの忘れ」はMCI?――「もの忘れ外来」最前線
第6章 MCIをきたす病理の多様性
第7章 MCIの主犯格・アルツハイマー
第8章 MCIの神経画像診断
第9章 認知症から逃げ切るために

内容説明

NHK『あさイチ』でMCIを解説した専門医が、認知症予備群400万人におくる大切なメッセージ!!

目次

第1章 ドキュメンタリー「MCI(認知症予備群=軽度認知障害)」
第2章 MCI(認知症予備群=軽度認知障害)とは何か?
第3章 「MCI(認知症予備群=軽度認知障害)」の誕生と歴史的経緯
第4章 記憶の3つの幕
第5章 あなたの「もの忘れ」はMCI?―「もの忘れ外来」最前線
第6章 MCIをきたす病理の多様性
第7章 MCIの主犯格・アルツハイマー
第8章 MCIの神経画像診断
第9章 認知症から逃げ切るために

著者等紹介

奥村歩[オクムラアユミ]
医療法人三歩会おくむらクリニック院長。1961年生まれ。88年岐阜大学医学部卒業、医師免許を取得。98年岐阜大学大学院医学博士課程修了、医学博士(テーマは高次脳機能の神経画像解析)。同年、米国North Carolina Neuroscience Instituteに留学。2000年1月、岐阜大学附属病院脳神経外科病院病棟医長併任講師。2008年7月、おくむらクリニックを開設。現在は、脳神経外科医の視点から「もの忘れ外来」を中心とした認知症診療を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さと

72
認知症ではなくその予備軍なるステージがある。この段階で気づいて対処をすれば認知症を避けられるかもしれない。MCIを含めすでに認知能力の低下を認める段階になる前に読んでおくべき一冊だと思う。何年か後、自覚するようなことがあった時、速やかに対処できるように、不安や恐怖に支配されないように、そしてそうならないための対策を今から講じられるように。日々の食事、運動、ニューロビクス、医療この四本柱が肝要。2019/06/05

けい子

21
家族がMCIと診断されたのが読んだきっかけ。介護の仕事にも役立ちます。認知症の前段階でまだ認知症ではないという定義。この段階で手をうつと認知症になる時期を遅らす事ができるそうです。予防法には食や運動、服薬とありました。健康的な日常をおくること、他の病気予防にも役立ちます。2018/10/24

SEGA

2
医学的にいえば軽度認知障害(MCI)は認知症ではないとのことですが、軽度の認知症のことと誤解されやすいため、ここでは認知症予備群という表現を用いるなど、専門家以外にもわかりやすいように書かれた本です。巻末の専門医リストも価値があることでしょう。頭と身体をよく使い、偏らない食事をバランス良く楽しく摂り、かつ食べ過ぎないなど、当たり前に過ぎるような健康法の大切さも、説得力を持って書かれています。2016/09/04

読書侍

2
正月久しぶりに帰省すると、84歳のオカンの物忘れがひどくなっていた。正月早々、ミステリーを中断して、本屋で認知症の本を買って読まなければらならいとは。2015/01/18

JKTP

1
アルツハイマー型認知症の原因:アミロイドβの増加とDMNの低下、MCIの診断方法:MRIでのVSRAD(海馬委縮確認)・脳血流シンチグラフィー/SPECT(脳内血流分布確認)・PET(脳代謝やアミロイドのたまり具合確認)・ダットスキャン/脳ドーパミントランスポーターシンチ(レビー小体型認知症やパーキンソン病の確認)・MIBGシンチ(自律神経機能確認・アルツハイマー型と小体型区別)、MCIスクリーニングテスト(リバーミード行動記憶テスト)、認知症予防:食(GI値の低い物)/運動/脳の運動/医療(薬)2019/05/17

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